諸君、ごきげんよう。
我は音楽を哲学的に考え思考する
メロディウスである。
今回は
BOYNEXTDOOR
IF I SAY(오늘만), I LOVE YOU
について哲学的に考察していく。
- 「IF I SAY(오늘만), I LOVE YOU」MV
- IF I SAY(오늘만), I LOVE YOUの歌詞/和訳
- 序論
- 「그날 이후로」―止まった時間
- 「오늘만」―愛と時間の制約
- 「감정 소모」―音楽の矛盾
- 結論
「IF I SAY(오늘만), I LOVE YOU」MV
IF I SAY(오늘만), I LOVE YOUの歌詞/和訳
그날 이후로 난 이렇게 살고 더는 기타 한 번도 들지 못 하고
その日以来、僕はこうして生きていて、
もうギターを一度も手にすることができず
그날 이후로 난 이렇게 살아 웃기지 그런데
その日以来、僕はこうして生きているんだ。
おかしいよね、でも
세탁기는 가득히 밀려버린 빨래를 토해내고 머리는 붕 떠 부스스해
洗濯機は詰め込まれた洗濯物を吐き出し、
頭はぼんやりとしてぼさぼさで
나 빼고 분주한 창밖은 벚꽃마저 바쁘고
僕を除いた窓の外は慌ただしく、
桜さえも忙しそうで
한심하기로 퍽 짝이 없어도 당장에 내가 내일 환생할 리 만무해도
情けないことこの上なくても、
すぐに僕が明日生まれ変わるはずもなくても
추억 팔아서 곡이나 쓰는 건 딱 죽기보다 싫은데
思い出を切り売りして曲を作るのは、
死ぬよりも嫌なのに
그날 이후로 난 이렇게 살고 더는 기타 한 번도 들지 못 하고
その日以来、僕はこうして生きていて、
もうギターを一度も手にすることができず
그날 이후로 난 이렇게 살아 웃기지 그런데 오늘만
その日以来、僕はこうして生きているんだ。
おかしいよね、でも今日だけは
I love you 愛してる 사랑해라 말하고 말하고 후회하면 좀 괜찮을까?
사랑해って言って、言って、
後悔したら少しは楽になれるかな?
Love you Dum, dum, dum, yeah Dum, dum, dum, yeah Wanna tell ya
영감을 받은 척하고 뻔한 가사를 써봐도 돌고 돌아 종착지는 결국 you
インスピレーションを受けたふりをして
ありきたりな歌詞を書いても、
巡り巡って行き着く先は結局君
So sick of being sober 너에 대한 노래 아닌 척 살아가겠지 오늘
シラフでいるのにうんざりして、
君についての歌じゃないふりをして今日も生きていく
내일 또 모레 지겹지만
明日も明後日も、うんざりだけど
추억 팔아서 곡이나 쓰는 건 딱 죽기보다 싫은데
思い出を切り売りして曲を作るのは、
死ぬよりも嫌なのに
그날 이후로 난 이렇게 살고 더는 기타 한 번도 들지 못 하고
その日以来、僕はこうして生きていて、
もうギターを一度も手にすることができず
그날 이후로 난 이렇게 살아 웃기지 그런데 오늘만
その日以来、僕はこうして生きているんだ。
おかしいよね、でも今日だけは
I love you 愛してる 사랑해라 말하고 말하고 후회하면 좀 괜찮을까?
사랑해って言って、言って、
後悔したら少しは楽になれるかな?
Love you
솔직히 말해 음악 같은 건 감정 소모밖엔 안 되니까
正直に言えば、
音楽なんて感情の消耗にしかならないから
가사 쓰고 기타 치는 건 의미도 없고 억지스러운 감동 코드로 변질될 것 같아서 이만 할래
歌詞を書いてギターを弾くことなんて意味もなくて、
無理やりな感動のコードに変わりそうだからもうやめたい
다 별거 없는 거잖아 (I love you)
全部大したことないんだよね
Dum, dum, dum, yeah Dum, dum, dum, yeah (Oh, oh)
序論
僕たちは音楽を聴くことで、
感情を解き放つ瞬間があるよね。
だけど、この歌詞を読むと、
感情を解き放つどころか、
むしろ感情を持つこと自体が
苦しいものに思えてしまう。
それでも
「오늘만, I LOVE YOU
(今日だけ、愛してる)」と
語りかける彼の姿が切なくて、
何か深い意味が
隠されている気がするんだ。
そうだな、少年。
この歌詞は、一見すると
ありふれた
ラブソングのように見えるが、
その裏には、
人間が抱える存在の矛盾や、
過去との闘いが
浮き彫りになっている。
愛の告白がなぜ「今日だけ」と
限定されるのか?
そして、なぜギターを
手に取ることさえ拒むのか?
この物語の奥深さを共に探ってみよう。
「그날 이후로」―止まった時間
最初のフレーズ
「그날 이후로 난 이렇게 살고」
はすごく重いよね。
その日以来、
何かが壊れてしまった。
まるで彼の人生の時計が
その瞬間に止まったようだ。
でも、他の人々や世界は
動き続けていて、
桜さえ忙しそうに咲いている。
ここで描かれているのは、
個人の停滞と世界の
無情な進行の対比だ。
失われた愛や夢が、
彼の内面を閉ざし、
外部の世界との繋がりを
断ち切ってしまったのだろう。
彼が「그날 이후로」ギターを
手にできないのは、
音楽がかつて彼にとって
何か大切なものと
結びついていたからではないか?
音楽を再び奏でることは、
その失った何かを
直視する行為だからだ。
そう考えると、
音楽というのは
彼にとってただの趣味じゃなく、
人生そのものだったんだね。
でも、
「추억 팔아서 곡이나 쓰는
건 딱 죽기보다 싫은데」
というフレーズからすると、
彼は過去を売り物にしてまで
音楽を続けることには
強い拒否感を抱いている。
彼は、自分の心を
安売りしたくないんだ。
その通りだ。
彼の苦悩は、
創作とは何かという
哲学的な問いに繋がる。
芸術が感情を
再現する行為であるなら、
それは創造か消耗か?
彼にとって音楽は
創造ではなく、
過去の感情を消費し尽くす
行為と化している。
それゆえに彼はギターを
避けているのだろう。
「오늘만」―愛と時間の制約
「오늘만, I LOVE YOU」
というフレーズが
すごく印象的なんだ。
どうして「今日だけ」
なんだろう?
本当に愛しているなら、
なぜ永遠ではなく
今日だけを選ぶの?
この「오늘만」
という言葉には、
時間の有限性が表れている。
彼は未来に対する希望を失い、
過去には縛られている。
だからこそ、
「今日」という瞬間に
愛を告げるしかない。
永遠の愛を語る余裕も、
信じる気持ちも
失っているのだろう。
確かに、
「내일 또 모레 지겹지만」
とあるように、
彼にとって未来は退屈で
予測可能なものだと
感じているみたい。
でも、それでも今日だけは
愛を告げたいというのは、
彼の中にまだ希望の残り火が
あるようにも思えるよ。
希望というより、
むしろ切迫感だと
考えるべきだろう。
「今日だけ」という限定には、
永遠を望むことへの
諦めと同時に、
今日という瞬間に全てを
賭けたいという焦燥感が見える。
「今日」という瞬間こそが、
彼にとって
唯一確かな存在だからだ。
「감정 소모」―音楽の矛盾
「솔직히 말해 음악 같은
건 감정 소모밖엔 안 되니까」
という言葉は、
音楽を愛していた
彼の心の叫びのように感じる。
音楽を通じて感情を
表現することが、
逆に彼を疲弊させてしまったんだね。
それは彼が、
音楽を単なる
表現手段として
見ていないからだ。
音楽は彼の感情
そのものであり、
魂の一部だった。
それを失った彼にとって、
音楽はもはや
創造の喜びではなく、
自己を消耗する
苦痛となっているのだろう。
それでも彼は
「억지스러운 감동 코드로
변질될 것 같아서」
音楽をやめたいと言う。
つまり、
感動を生み出そうとする
無理な努力が、
彼自身の真実を
歪めてしまうことを
恐れているんだね。
そうだ。彼の中には
「本物」でありたいという
強い願望がある。
しかし、その「本物」で
あろうとすること自体が
彼を苦しめている。
この矛盾が、彼がギターを
手にできない理由でもあるのだ。
結論
この歌詞全体を通して
感じたのは、
彼が愛や音楽、
そして自分自身と
向き合いながら
苦しんでいる姿だよ。
「오늘만」という言葉には、
彼の希望と絶望が
同居していて、
その瞬間の刹那的な
美しさが際立っている。
その通りだ、少年。
この歌詞は、
人間の感情の深さや、
創作と自己表現の矛盾を
哲学的に問いかけている。
そして「오늘만」
という言葉は、
人生の儚さとその中で
輝く瞬間を象徴している。
彼が愛を語る
その「今日」こそが、
彼の存在を意味付けるものだ。
だからこの歌詞は、
単なるラブソングではなく、
人間の存在
そのものに対する
詩的な哲学だと言えるんだね。
僕も今日だけの
勇気を持って、
何かを愛してみたくなったよ。