諸君、ごきげんよう。
我は音楽を哲学的に考え思考する
メロディウスである。
今回は
Stray Kids
Christmas Love
について哲学的に考察していく。
- Stray Kids「Christmas Love」MV
- Christmas Loveの歌詞/和訳
- 序論
- 第1章 赤と白の象徴性
- 第2章 愛と時間の停止
- 第3章 クリスマスの光と闇
- 結論 愛が作る赤と白の世界
Stray Kids「Christmas Love」MV
Christmas Loveの歌詞/和訳
※英語の長文の部分のみ和訳
Red and white, we’re underneath the Christmas lights
赤と白、僕たちはクリスマスの灯りの下
Hold me tight, I’ll never leave your side (Stray Kids) ah-ah, ah-ah, ah-ah, ah-ah
抱きしめて、君のそばを離れない
赤くなる顔、yeah,
寒さじゃないよ、yeah
白く光る君は starlight (ah-ah)
いらないギフト、yeah,
側いるだけで,yeah
いつでもどこでも it's Christmas, yeah, yeah
人混みの中でも君だけ見てるよ
僕たちの場所は
under the mistletoe
Fall in love,雪の音花咲く
It's all about love
あかとしろのせかい(ah-ah)
雪の中 手握る
we'll be making pink (ah-ah)
Yeah, I love you, yes, I love you
時が止まるみたい (ah-ah)
僕たちだけ見つめてる
Christmas tree (ah-ah)
耳元に感じる君の
one-four-three (ah-ah)
Yeah, I love you, yes,
I love you (ah-ah)
ピンク色染まる,
I love you (ah-ah)
君とならI just know (know),
吹雪いてもね we play in the
snow (snow)
心配いらない let it go (go)
今捧げよう、締め括ろう
With each other we glow, oh, oh
お互いとともに輝いている
One of a kind, yeah, you make me feel alive
唯一無二の存在、君は僕を生かしてくれる
You’re the light of the night, I just love it when you shine
君は夜の光、君が輝くときが大好きだ
Stars in the sky, yeah, they glisten in your eyes
空の星たち、それが君の瞳に輝いている
Feeling red ‘cause I’m shy, you’re my angel in white
恥ずかしくて赤くなる、君は白の天使
人混みの中でも君だけ見てるよ
僕たちの場所は under the mistletoe
Fall in love,雪の音花咲く
It's all about love,
あかとしろのせかい(ah-ah)
雪の中 手握る,
we'll be making pink (ah-ah)
Yeah, I love you, yes, I love you
時が止まるみたい (ah-ah)
僕たちだけ見つめてる
Christmas tree (ah-ah)
耳元に感じる君の
one-four-three (ah-ah)
Yeah, I love you, yes,
I love you (ah-ah)
ピンク色染まる,I love you (ah-an)
Underneath the mistletoe, we’re dancing in the night
ヤドリギの下で、僕たちは夜に踊る
Face to face, I love it when you smile, oh, whoa
向き合って、君が笑うときが本当に好きだ
You make this Christmas red and white
君がこのクリスマスを赤と白に彩ってくれる
序論
少年:
この歌詞を読みながら、
クリスマスの特別な感情について
考えていました。
赤と白の世界、愛がすべて、
そして一緒に「ピンク」を作るという表現が、
とても詩的で不思議です。
これには何か深い意味があるのでしょうか?
メロディウス:
少年よ、詩は言葉以上のものを語る。
クリスマスのような特別な季節は、
感情が具現化し、
普段の時間の流れから切り離される時期だ。
「赤と白」とは、単なる色ではなく、
人間の感情や状態の象徴とも言えるだろう。
この歌詞を通して、
私たちは愛と絆の本質に
触れることができるのではないか。
第1章として、その象徴性を解き明かしてみよう。
第1章 赤と白の象徴性
少年:
歌詞にある「赤と白」は、
クリスマスの伝統的なカラーですよね。
でも、それ以上の意味があるのでしょうか?
メロディウス:
赤は情熱、愛、
そして生命を象徴する。
一方、白は純粋さ、平和、
そして可能性の無限さを表している。
この2つが一緒になると、
「対立するものの調和」を
示しているのではないだろうか。
歌詞では「赤くなる顔」と
言及されているが、
それは寒さではなく、愛や恥じらいといった
内面的な感情の現れだ。
少年:
確かに、赤と白の組み合わせは
何かしらの変化を暗示している気がします。
では、「ピンクを作る」という表現は、
その変化の結果なのでしょうか?
メロディウス:
その通りだ。
赤と白が混ざり合いピンクになるのは
、愛が純粋さと出会う瞬間の象徴とも言える。
これは人間関係の深化や、
2人の魂が交わることで
新しい感情や世界が生まれることを
表現しているのだろう。
第2章 愛と時間の停止
少年:
次に興味深いのは、
「時が止まるみたい」という表現です。
愛によって時間が止まるとは、
どのように理解すれば良いのでしょうか?
メロディウス:
愛は時間を超越するものだ。
私たちが真に他者とつながっている瞬間、
過去や未来は消え、現在だけが存在する。
この歌詞で語られる「時が止まる」は、
愛の中における完全な一体感を
指しているのではないだろうか。
クリスマスツリーが
「僕たちだけ見つめている」という
描写もまた、他者や外界が一時的に消え、
2人だけの宇宙が形成されることを示している。
少年:
それはまるで、時間そのものが
愛の力によって形を変えるようですね。
「永遠」という言葉が浮かびます。
メロディウス:
そうだな、少年よ。
愛は一瞬の出来事でありながら、
その一瞬が永遠に感じられる。
「耳元に感じる君のone-four-three」とは、
愛の簡潔なメッセージであり、
言葉を超えた深いつながりの象徴だ。
第3章 クリスマスの光と闇
少年:
でも、クリスマスは単に
幸せや愛だけの象徴ではないとも思います。
この歌詞では明るい側面ばかり
描かれていますが、
そこには闇も隠れているのでは?
メロディウス:
その指摘は鋭い。
赤と白が象徴するのは愛と純粋さだけではなく、
それを手に入れるための闘争や葛藤も含まれる。
クリスマスという祝祭は、
元来、暗闇の中で光を見出そうとする行為だ。
人間の孤独や不安、
そしてそれを埋める愛の光が、
この歌詞の背景に潜んでいる。
少年:
それを考えると、
「吹雪いてもね we play in the snow」
という歌詞も深く感じますね。
困難や逆境の中でも、
愛があれば乗り越えられるという
メッセージでしょうか?
メロディウス:
その通りだ。
雪の嵐は人生の困難の象徴だが、
それを遊びに変える力が愛にはある。
この歌詞が伝えているのは、
愛の力が闇や試練を
超越するという普遍的な真理だ。
結論 愛が作る赤と白の世界
少年:
今日、先生と話していて、
この歌詞が単なるクリスマスソングではなく、
愛や人間のつながりの
深い哲学を語っていると気付きました。
メロディウス:
そうだ、少年よ。
この歌詞は、
愛がもたらす調和、
時間の超越、
そして逆境を乗り越える力を描いている。
「赤と白の世界」は、愛の本質そのものだ。
それは個々の感情が交じり合い、
全く新しい色を作り出す。
クリスマスはその象徴的な瞬間であり、
この歌詞が私たちに伝えたいのは、
愛こそが私たちを輝かせる源であるということだ。
少年:
愛が作る世界、
そしてその中で生きる
私たち…深いですね。
この歌詞をもっと大切に聴いてみたいと思います。