音楽に哲学を

~国境を超えた音楽哲学がそこに~

【歌詞考察】JO1/JOin us!!(ジョイナス) この曲の意味とは?ただのパーティーソングではない理由を哲学的に徹底解説!

諸君、ごきげんよう

 

我は音楽を哲学的に考え思考する

メロディウスである。

 

今回は

JO1
JOin us!!

について哲学的に考察していく。



 

JO1「JOin us!!」MV

www.youtube.com


JOin us!!の歌詞

Do you wanna play it?
 I'm ready, already Come on, 
hurry hurry! 
Na na na na
憂鬱からTake off 先陣切ってWe go
集まればParty Party now
Join us, everyone
味気ないんじゃない? 
Day in, Day out
ファンキーな期待したいあの頃みたいに
A little miracle 
雨上がりの空に唄えば 
La-la-lan-la(Let's go!)
Dancing all day night
Musica take you high
Not a metaverse / Real universe
どんな世界も君となら悪くはないだろう
Chitty chitty bang ! Chitty chitty bang ! (yeah)
Get in, Get in now ! Get in, Get in now! (now)
黄色い声に乗せようこそここへ
Join us, everyone
今日はParty Party 僕らとYou Uu
Everybody Body 揺らしてHoo fu fu
ほら Grooving, Grooving 
羽目外してとびきりの笑顔で
(Hey guys, say cheese!)
一瞬一瞬をつぶさに Remember
ありふれた景色すら綺麗だ
You make my day, I make you day
大人気ないままでいい今は
不意に光るディスプレイ
見透かされているような Perfect timing
眠れない夜に届く一行に
I wanna go!
二つ返事で駆けつける Oh oh
Dancing all day night
Musica take you high
Not a metaverse / Real universe
ぜんぶ言葉にしなくても分かり合えるだろ
Chitty chitty bang ! Chitty chitty bang ! (yeah)
Get in, Get in now ! Get in, Get in now! (now)
黄色い声に乗せようこそここへ
Join us, everyone
今日はParty Party
主役 You Uu
Everybody Body楽しめHoo fu fu
ほら Grooving, Grooving 
明日のことはとりあえず忘れて
(Hey guys, Say cheese!)
二度とない季節を Remember
醒めない夢をともに見ていたい
You make my day, I make you day
くだらない話しよう 今は
一時停止も(Beep)まわり道も(Beep
たまには謳歌してみりゃどうだ?
Lally-ho Lally-ho(Beep-Beep)
Moving on
錆びついてた鼓動らしくない
はしゃいだその声も変わらない
温度褪せない色で思い出せるように 
解像度を上げて
夕陽が沈むまで遊び尽くせ
肩を並べ何度も走り出そう
(Join us, everyone ! We are together.)
今日はParty Party
僕らとYou Uu
Everybody Body 揺らして Hoo fu fu
ほら Grooving, Grooving 
羽目外してとびきりの笑顔で
(Hey guys, Say cheese!)
一瞬一瞬をつぶさに Remember
ありふれた景色すら綺麗だ
You make my day, I make you day
大人気ないままでいい今は


 

序論

少年: 
「この歌詞を読んでみて、

すごくエネルギッシュで

楽しげな印象を受けました。

 

何か深い意味が隠されているような

気もするんですけど、どう思いますか?」

 

メロディウス: 
「確かに、この歌詞は表面的には

パーティーや楽しさを謳歌する内容だが、

その背後にある哲学的テーマを考えると、

もっと深い問いが浮かび上がる。

 

たとえば、“現実”と”仮想”の境界、

“時間”の一瞬一瞬をどう捉えるか、

“他者とのつながり”の本質などだ。

 

この歌詞を元に、それぞれのテーマを

考察していこうではないか。」


 

第1章 憂鬱からの飛翔と現実の再定義

少年: 
「冒頭の『憂鬱からTake off』

というフレーズ、

何だか現代社会の鬱屈と

それを超える意志を感じませんか?」

 

メロディウス: 
「その通りだ。

憂鬱というのは、過去の重荷や

未来への不安から生まれるものだ。

 

しかし、歌詞はそれを”Take off”、

つまり離陸すると表現している。

 

ここには、現実を否定するのではなく、

それを超越しようとする意志が見える。

 

“Not a metaverse / Real universe

という部分も象徴的だ。

 

仮想空間のような逃避先ではなく、

現実そのものを舞台として生きることを選ぶ。

 

それは、まさに現代人が

向き合うべき問いではないか?」

 

少年: 
「たしかに。

僕たちの世界は

どんどんデジタルに移行していて、

仮想と現実の境界が曖昧になってますよね。

 

でもこの歌詞は、その曖昧さを認めつつも、

現実を選ぶ勇気を称賛しているように感じます。」


 

第2章 瞬間の美と「ありふれた景色」の価値

メロディウス:
 「『一瞬一瞬をつぶさに Remember』

というフレーズが印象的だ。

 

少年よ、君は”一瞬”というものを

どのように捉えるかね?」

 

少年: 
「一瞬って、

普段はすごく小さくて

見過ごしてしまいそうなものです。

 

でも、この歌詞はその小さな瞬間に

特別な価値を見出しているみたいですね。」

 

メロディウス: 
「そうだな。

この歌詞が伝えたいのは、

瞬間の美しさは、

それが”繰り返されない”からこそ

尊いということだろう。

 

そして、『ありふれた景色すら綺麗だ』

という表現に注目したい。

 

普段見慣れたものでも、

それを捉える視点を変えれば

新たな価値が見えるのだ。

 

これは、日常に埋もれがちな

美を再発見するという、

まさに哲学的態度を示している。」

 

少年: 
「日常の中に美を見つけるのって、

簡単そうで意外と難しいですよね。

 

でも、この歌詞みたいに楽しさの中で

発見するのなら、

自然とできそうな気がします。」


 

第3章 他者との共鳴と「みんなでいる」ことの意味

少年: 
「『Join us, everyone』や

『僕らとYou』というフレーズが

繰り返されるのも気になります。

 

他者とのつながりが

すごく強調されていますよね。」

 

メロディウス:
 「実に興味深い点だ。

この歌詞のテーマの一つは、

人間関係の再構築とも言える。

 

『一緒に楽しむ』という行為を通じて、

個々が孤立するのではなく、

共鳴し合う存在として描かれているのだ。

 

現代の孤独社会において、

こうした”みんなでいる”ことの

意味が問い直されているようだ。」

 

少年: 
「確かに、一人では気づけないものが、

誰かと一緒だと見えてくることって

ありますよね。

 

『君となら悪くはないだろう』

っていう言葉にも、

相手がいるからこそ

現実が悪くないと感じられるという

ニュアンスが込められている気がします。」

 

メロディウス: 
「その通りだ。

“他者”の存在は、

現実の彩りを変える

重要な要素なのだ。

 

そしてそれは、ただ一緒にいるだけではなく、

共に笑い、共に感じることで成立する。

 

それがこの歌詞の目指す

”共鳴の哲学”とも言えよう。」


 

結論 瞬間とつながりの中で見出す幸福

少年: 
「歌詞全体を通してみると、

瞬間を大切にして、

他者とつながりながら現実を楽しむことの

大切さが描かれている気がしますね。」

 

メロディウス: 
「その通りだ。

この歌詞は、ただ楽しいだけの

パーティーソングではない。

 

そこには、現代人が忘れがちな

”現実の価値”や”他者とのつながり”、

“瞬間の美”を再発見するための

哲学的なメッセージが隠されている。

 

われわれが追求するべきは、

仮想や逃避ではなく、

現実そのものを楽しむ術を見つけることだ。

 

この歌詞はそれを軽やかな

リズムとともに伝えているのだろう。」