諸君、ごきげんよう。
我は音楽を哲学的に考え思考する
メロディウスである。
今回は
ROSÉ
gameboy
について哲学的に考察していく。
ROSÉ「gameboy」MV
gameboyの歌詞
If crying was fun, I’ll be having the time of my life
泣くのが楽しいなら、今頃人生最高の時を過ごしているはずさ
If loving you was a jump, yeah, I probably died a hundred-ten times
君を愛することがジャンプだとしたら、多分110回は死んでるだろうね
Gave you my favourite memories
君に大切な思い出を全部あげたんだ
Yeah, I hate the way I let you inside
君を中に入れてしまった自分が嫌いだよ
Just so you could take it for granted
それなのに君はそれを当たり前のように扱ったんだ
Two years, now I understand it
2年経って、ようやくわかったよ
Yeah, you’ll always be a gameboy
君はいつまでもゲームボーイのままだ
These days, I don’t wanna play, boy
今じゃもう、君と遊ぶ気にもならないよ
Say, say what you wanna say
言いたいことがあるなら言えばいいさ
You’re never gonna change
君は決して変わらない
You’ll only ever be a heartbreak
君はただの心の傷でしかない
Heartbreak (Break, break, break, break, break, break, break)
心の傷 (壊れる、壊れる、壊れる、壊れる、壊れる、壊れる、壊れる)
(Break, break, break, break, break, break, break, break)
(壊れる、壊れる、壊れる、壊れる、壊れる、壊れる、壊れる、壊れる)
You’ll only ever be a heartbreak, heartbreak
君はただの心の傷でしかない
Yeah, you got a little too good actin’ like a good guy
君は「いい人」のふりが上手すぎた
And I bought it for a minute but it isn’t what you made it look like
一瞬だけ信じたけど、君が見せていたものとは違ったんだ
You got a cute face and that kept me entertained
君の可愛い顔に夢中になってたよ
And the way you said my name, won’t lie, it felt amazing
君が僕の名前を呼ぶその声に、嘘じゃなくて最高だったんだ
But you took my love for granted
でも君は僕の愛を軽く扱った
And it took me two years to understand it
そしてそれを理解するのに2年かかった
Yeah, you’ll always be a gameboy
君はいつまでもゲームボーイのままだ
These days, I don’t wanna play, boy
今じゃもう、君と遊ぶ気にもならないよ
Say, say what you wanna say
言いたいことがあるなら言えばいいさ
You’re never gonna change
君は決して変わらない
You’ll only ever be a heartbreak
君はただの心の傷でしかない
Yeah, you’ll always be a gameboy
君はいつまでもゲームボーイのままだ
All day, kept me on the chase, boy
一日中、僕を追いかけさせたよな
Say, say what you wanna say
言いたいことがあるなら言えばいいさ
You’re never gonna change
君は決して変わらない
You’ll only ever be a heartbreak
君はただの心の傷でしかない
Shame on me, should ve known better
僕が悪いよ、もっと分かるべきだったんだ
I let you play me, whatever
君に弄ばれても、もうどうでもいいさ
Some things just ain’t meant to be
物事には、うまくいかないものもあるんだ
Kinda like you and me, yeah, yeah
君と僕みたいにな
Thought you would love me forever
君が永遠に愛してくれると思ってた
I should’ve known you would never
君がそんなことするわけないのに気づくべきだった
Some things just ain’t meant to be
物事には、うまくいかないものもあるんだ
Kinda like you and me
君と僕みたいにな
Yeah, you’ll always be a gameboy
君はいつまでもゲームボーイのままだ
These days, I don’t wanna play, boy
今じゃもう、君と遊ぶ気にもならないよ
Say, say what you wanna say
言いたいことがあるなら言えばいいさ
You’re never gonna change
君は決して変わらない
You’ll only ever be a heartbreak
君はただの心の傷でしかない
Yeah, you’ll always be a gameboy
君はいつまでもゲームボーイのままだ
All day, kept me on the chase, boy
一日中、僕を追いかけさせたよな
Say, say what you wanna say
言いたいことがあるなら言えばいいさ
You’re never gonna change
君は決して変わらない
You’ll only ever be a heartbreak
君はただの心の傷でしかない
Heartbreak (Break, break, break, break, break, break, break)
心の傷 (壊れる、壊れる、壊れる、壊れる、壊れる、壊れる、壊れる)
(Break, break, break, break, break, break, break, break)
(壊れる、壊れる、壊れる、壊れる、壊れる、壊れる、壊れる、壊れる)
You’ll only ever be a heartbreak, heartbreak
君はただの心の傷でしかない
序論
今回はROSÉの
「Gameboy」
という曲が題材だ。
この歌詞に描かれる「心の傷」や
「変わらない存在」といったテーマは、
人間関係の不確かさや、
愛と執着の本質を問いかけるものだ。
少年とメロディウスは、
この歌詞を通じて
「変化と固定」、
「遊びと真実」、
そして「人間の弱さ」について
対話を交わすことになる。
第1章 「ゲームボーイ」とは何か
少年:
「この『ゲームボーイ』って、
単なる子どもっぽい存在を
指しているんだよね?
でも、どうして心の傷になるのかな?」
メロディウス:
「少年、『ゲームボーイ』という言葉は、
ただの遊び道具の象徴以上のものだ。
この歌詞では、相手の未熟さ、
愛を遊びとして扱う姿勢を
象徴しているのだよ。
歌詞に描かれる相手は、
感情の重みを理解せずに、
人の心を弄ぶ存在として描かれている。」
少年:
「でも、遊び自体が悪いとは
限らないよね?
僕たちは遊ぶことで学ぶし、
人生に楽しさを見つけることができる。」
メロディウス:
「確かに遊びそのものは
人間の成長に欠かせないものだ。
しかし、『遊び』が
他者の犠牲の上に成り立つ場合、
それは倫理的問題を孕む。
ここでの『ゲームボーイ』は、
無邪気さという仮面を被りながら、
人の心を傷つける存在として語られている。」
第2章 愛とは何か、その変化と執着
少年:
「歌詞には
『愛がジャンプなら110回死んでいる』
って書かれているけど、
愛ってそんなに苦しいものなのかな?」
メロディウス:
「愛とは、理想と現実の間で
揺れ動くものだ。
この歌詞では、与える側の愛の純粋さと、
それが軽視される悲劇が描かれている。
愛することは飛び込む行為だが、
その行為が繰り返される中で傷つくことも多い。
君は愛をどのように感じる?」
少年:
「僕にとって愛は、信じることかな。
でも、信じた相手が変わらなかったら、
それは裏切りに感じるかもしれない。」
メロディウス:
「その通りだ。
愛は本来、信頼と変化を伴うものだ。
しかし、この歌詞では、
相手が『変わらない存在』
として描かれている。
これは悲しいことだが、
同時に普遍的なテーマでもある。
人は変わらないものに執着しがちだが、
それが心の傷を生むのだよ。」
第3章 遊びと真実、人間の弱さ
少年:
「でも、歌詞の中で
『君の可愛い顔に夢中になってた』
って部分がある。
人間って、やっぱり見た目や
一瞬の楽しさに弱いのかな?」
メロディウス:
「そうだ、人間は感覚的な存在だから、
美しさや心地よさに
惹かれるのは自然なことだ。
しかし、それを『真実の愛』と
混同してしまうと、問題が生じる。
歌詞の主人公も、
相手の外見や言葉に一時的に
心を奪われたが、
最終的にはそれが幻影であることを悟る。」
少年:
「じゃあ、どうすれば
真実を見抜けるんだろう?
僕だって簡単に騙される気がする。」
メロディウス:
「真実を見抜くには、
自分自身を知ることが必要だよ。
相手が何を与えてくれるかではなく、
自分が何を求めているのかに
気づくことが大切だ。
この歌詞の主人公が
『2年経って理解した』のも、
自分の弱さと向き合った結果なのだろう。」
第4章 結論—心の傷と成長
少年:
「結局、この歌詞って、
心の傷をどうやって
乗り越えるかを教えてくれているのかな?」
メロディウス:
「その通りだ。
心の傷は、
人間が成長するための
代償とも言える。
この歌詞の主人公は、
最初は傷つき、自分を責めている。
しかし、最終的には
『これが君と僕の運命だった』
と受け入れている。
この受容こそが、
人間の成熟を象徴している。」
少年:
「じゃあ、心の傷って
悪いものばかりじゃないんだね?」
メロディウス:
「そうだよ、少年。
心の傷は、痛みを伴うものだが、
それを通じて人は
新しい視点を得ることができる。
この歌詞を通じて、愛や遊び、
執着と解放について学べるのは、
まさにその痛みがあったからだ。」
結論
「Gameboy」は、愛と遊び、
成長と執着、そして人間の弱さと
希望を描いた物語である。
少年とメロディウスの対話を通じて、
歌詞が問いかける
普遍的なテーマが浮かび上がった。
人は傷つきながらも成長し、
真実に近づこうとする存在だ。
この曲は、その旅路の一部を象徴している。
歌詞に込められた感情と哲学を
解き明かすことで、我々もまた、
自分自身を見つめ直す機会を得ることができるだろう。