音楽に哲学を

~日本のみならず国境を超えた音楽哲学がそこに~

【歌詞考察】SYOYA(JO1木全翔也)/easy life この曲の意味とは?相棒が猫の気楽な生活とは?音楽を哲学的に徹底解説!

諸君、ごきげんよう

 

我は音楽を哲学的に考え思考する

メロディウスである。

 

今回は

SYOYA(JO1)
easy life

について哲学的に考察していく。


SYOYA「easy life」MV

www.youtube.com


easy lifeの歌詞

耳コピのため了承ください。

おはようmorning
まだ眠い
おやすみdreaming
まだみたい
今日もまた朝が来た
忙しない1日が始まるんだ
ベッドから一歩たりとも
出たくない
大事な約束もめんどくさい
すっぽかしても
良いんじゃない?
二度寝かましてみても
良いんじゃない?
いつも真面目に
生きてきたから
ちょっとくらい許して
おはようmorning
まだ眠い
おやすみdreaming
まだみたい
ダラダラしてる間に
過ぎる時間
こんな日もたまには良いな
気ままに
人生は easy easy
四六時中悩めることばっかり
鳴り止まないcall
スルーしてよちゃっかり
好きなmusicに
溜まってるドラマ
今日はrefresh
楽しませてまったり
楽しちゃえよall day
言い訳あとでok
疲れる話 shutout
しちゃってOK
hardだけど生きるのは
ただ思ってるよりもfun
そろそろgoing
まだ早い?
おまたせhomie(猫の声)
なんかしたい?
ラリララ ロずさみ
詠う時間
こんな日もたまには良いな
気ままに
人生は easy easy
Lalalala life...〜
easy life


序論

少年:
「メロディウス、

これは僕が最近聴いた

曲の歌詞なんだけど、

『easy life』というテーマが

なんだか心に引っかかるんだ。

 

毎日が忙しい中で、

この歌詞は怠けることや

自由に生きることを

肯定しているように感じられる。

 

それって、どういう意味があるんだろう?」

 

メロディウス:
「興味深いね、少年。

 

この歌詞は、現代社会の忙しさや

ルールに縛られた生活への

問いかけのように見える。

 

『easy life』とは、

単なる怠惰ではなく、

自分を解放する生き方の一つとして

提案されているのかもしれない。

 

さあ、このテーマを深掘りしていこう。


 

第1章 怠けることの哲学

少年:
「『ベッドから

一歩たりとも出たくない』や

二度寝かましてみても

良いんじゃない?』という歌詞は、

明らかに怠けることを

肯定しているように聞こえるよ。

 

でも、怠けることって

悪いことじゃないの?」

 

メロディウス:
「確かに、怠けることは

社会的にはしばしば否定的に見られる。

 

しかし、哲学的には

怠けることには深い意義がある。

 

例えば、ギリシャ

哲学者アリストテレスは、

『幸福』を人間の

最終目標として捉えたが、

その達成には『暇』が

必要だと説いている。

 

この暇は単なる怠けではなく、

内省し、精神的に豊かになるための時間だ。」

 

少年:
「じゃあ、この歌詞で言っている

『ダラダラしてる間に過ぎる時間』も、

内省のための

大事な時間だと言えるのかな?」

 

メロディウス:
「そうかもしれないね。

 

日々の忙しさから解放されることで、

自分自身と向き合う時間が生まれる。

 

そして、その時間は創造性を刺激し、

新しい発見や幸福感を

もたらす可能性がある。

 

『easy life』は、

ただ怠けるのではなく、

意識的な休息を

意味しているのかもしれない。」


 

第2章 自由と責任のバランス

少年:
「でもさ、

『大事な約束もめんどくさい』

とか

『すっぽかしても良いんじゃない?』

っていうのは、

ちょっと無責任に思えるよ。

 

自由に生きることと、

他人への責任はどうバランスを

取ればいいんだろう?」

 

メロディウス:
「自由は、哲学において永遠のテーマだ。

例えば、存在主義者

ジャン=ポール・サルトルは、

『人間は自由の刑に処されている』

と言った。

 

これは、自由であるがゆえに

常に責任を伴うということだ。

 

この歌詞における自由は、

責任を完全に放棄することを

推奨しているのではなく、

一時的に自分を優先する勇気を

示しているのではないだろうか。」

 

少年:
「つまり、『今日はrefresh』

っていうのは、

他人を蔑ろにするわけじゃなくて、

自分を大事にする一日を

持つことが大事だってこと?」

 

メロディウス:
「その通りだ、少年。

持続可能な生き方のためには、

自分をケアする時間も必要だ。

 

自由は自己責任を伴うが、

その責任は必ずしも

他人への義務だけでなく、

自分自身への責任でもある。

 

この歌詞は、現代人にとって必要な

『セルフケア』の重要性を

訴えているのかもしれない。」


 

第3章 人生の価値と楽しさ

少年:
「歌詞には『人生はeasy easy』や

『ただ思ってるよりもfun』

っていう表現もあるけど、

これはどういう意味だろう?」

 

メロディウス:
「これは、人生を難しく

考えすぎないというメッセージだろう。

 

哲学者アルベール・カミュ

『シジフォスの神話』の中で、

人生の不条理を受け入れた上で、

それを楽しむべきだと述べている。

 

彼は、シジフォスが岩を転がす

という無意味な行為の中にも

充足を見出すと考えた。

 

歌詞も、どんな状況であれ

楽しさを見つける

心の姿勢を説いているようだ。」

 

少年:
「じゃあ、『気ままに』とか

『Lalalala life』っていう部分は、

人生をシンプルに楽しむことの象徴なのかな?」

 

メロディウス:
「そうだろう。

完璧を求めず、肩の力を抜くことで

人生の豊かさが見えてくる。

 

『easy life』は、難しい問題を

解決する手段ではないが、

その問題を抱えたままでも

楽しむ余地を見つける

ヒントを与えているのだろう。」


 

結論

少年:
「メロディウス、

結局この歌詞が

伝えたいことは何だと思う?」

 

メロディウス:
「『easy life』というテーマは、

現代社会において私たちが

抱える忙しさやストレスを緩和し、

自分を大切にすることの

重要性を説いているように思う。

 

怠けることは、

内省や創造性を

高める時間となり得るし、

自由は責任と共に、

自分へのケアを含む

バランスを求めている。

 

そして、人生の不条理を受け入れつつ、

その中で楽しみを見出す心の姿勢が、

人生をより豊かにするのだ。」

 

少年:
「なるほど…

自由に生きることは、

単に好き勝手することじゃなくて、

自分を大事にすることなんだね。

 

この曲の歌詞をただの

ポップなメッセージだと思っていたけど、

意外と深い意味があるんだな。」