諸君、ごきげんよう。
我は音楽を哲学的に考え思考する
メロディウスである。
今回は
にしな
わをん
について哲学的に考察していく。
- にしな「わをん」MV
- わをんの歌詞
- 序論
- 第1章 愛の原点:五十音とアイ
- 第2章 生きる意味と問いの無限性
- 第3章 時間と変化、そして過去からの学び
- 第4章 孤独とつながり:弛まない空の下で
- 結論 愛が織り成す人生の旋律
にしな「わをん」MV
わをんの歌詞
あい、五十音はそこから始まって
i、自分を含むことも知って家、
かなしみを含むことも知った
アイ、ラブユー
失った分、難しくなって
大人になった分、分からなくなったけど
大丈夫何もおかしなことじゃない
本当は多分誰にも分からない
きらきら舞う埃の様
降りるlove song
生きることなどno reason
きっと不幸も幸もeven
誤魔化し笑う私は24/7
見上げれば弛まない空
in loneliness planet
our life goes on
無いものねだりに意味などない
相変わらずの中に見つけたい
曖昧でも綺麗事でもいいアイ、ラブユー
与えられてたって気づいたって
振り返った時にはもう遅くって
過ちからしか時に学べぬ
愚かさから優しさを育む
ひらひら舞う花散りゆく
思い出は胸の奥に
いつか誰もが知るheaven
喜怒哀楽と四季
謳歌するごとく生きる24/7
見上げれば弛まない空
in loneliness planet
our life goes on
形を留められない
雲間に霞む愛
風に吹かれ揺らぐ心
答えの無い問いの繰り返し
明日がどうなろうと構わない
本気になり、傷つく日もある
馬鹿みたいに笑い転げる
なぜか忘れられぬ日もある
この世の全て最悪で手放したい時もある
誰かの幸せを願う日もある
愛、五十音はそこから始まって
愛、やがて和音に繋がって
愛、胸に響き続ける
愛、love you
見上げれば弛まない空
in loneliness planet
our lives go on
序論
少年
「僕はこの歌詞を読んでいて、
心の奥に何かが触れたような
気がするんだ。
愛とか人生とか、
言葉がいろんな方向に
散らばっているのに、
不思議と一つの旋律になってるみたいで。」
メロディウス
「それは面白いね、少年。
この歌詞はまるで人生そのものだ。
複雑で、答えがない問いの連続。
それを音楽に託して表現することで、
感情の本質を映し出しているようだね。
よし、この歌詞をいくつかの
テーマに分けて考察してみようか。」
第1章 愛の原点:五十音とアイ
少年
「最初の『愛、五十音は
そこから始まって』という部分は、
日本語の根本に『愛』があるって
言ってるみたいだね。
でも、次の
『自分を含むことも知って』が、
急に自己を内省する方向に
進むのが興味深いよ。」
メロディウス
「五十音は言語の基盤、
つまり表現の始まりだ。
その中に『愛』があるというのは、
人間の根源的な感情が
言葉の根底にあるということだろう。
そして『自分を含む』というのは、
愛が自己の認識を通じて
初めて意味を持つという哲学的な洞察だね。」
少年
「そうか。
愛って、自分を含んで初めて成り立つ。
でも『悲しみを含む』ともあるから、
愛って幸せだけじゃなく、
悲しみも引き受けるんだね。」
メロディウス
「その通り。
愛は一面的ではない。
むしろ、喜びと悲しみの両極を抱える存在だ。
歌詞の中で愛が
『曖昧でも綺麗事でもいい』
とされているのは、
愛の定義が形を持たない
曖昧さの中にあることを
示唆しているのかもしれない。」
第2章 生きる意味と問いの無限性
少年
「『生きることなどno reason』
っていう歌詞が気になるんだ。
僕たちが生きる理由なんて、
本当にないのかな?」
メロディウス
「『生きることに理由がない』というのは、
実存主義的な視点だろうね。
人生に意味があるとすれば、
それは外から与えられるものではなく、
自分で見つけるものだ。
この歌詞は、意味のない
人生の中にあえて愛や感情を
見出そうとする姿勢を示している。」
少年
「それなら、
『答えの無い問いの繰り返し』も
その一環なのかな。
生きること自体が、
答えの出ない問いを
繰り返すようなものだから。」
メロディウス
「そうだ。
そしてその問いの連続が人生を豊かにする。
『無いものねだりに意味などない』
というフレーズも、
欠乏感を埋めるための意味探しではなく、
今ここにあるものに価値を
見出せというメッセージだろう。」
第3章 時間と変化、そして過去からの学び
少年
「『振り返った時にはもう遅くって』とか
『過ちからしか時に学べぬ』って、
なんだかちょっと切ないよ。
過ちを犯さないと
成長できないなんて、
不公平だよね。」
メロディウス
「確かに、不公平と感じるかもしれない。
しかし、過ちが人間に学びと変化を
与えるのは事実だ。
哲学的に言えば、
過去の失敗は未来を
創造するための材料になる。
『愚かさから優しさを育む』という歌詞は、
自己を超えて他者への共感を
学ぶ過程を示しているんだ。」
少年
「なるほど、
失敗することでしか
手に入らないものもあるんだね。
でも、それを受け入れるのって難しいな。」
メロディウス
「だからこそ、
この歌詞は受容の重要性を説いているんだ。
『ひらひら舞う花散りゆく』は、
過ぎ去る時間の儚さと、
それに伴う美しさを象徴している。
失ったものを嘆くだけでなく、
そこに宿る価値を見出す視点が必要だ。」
第4章 孤独とつながり:弛まない空の下で
少年
「『in loneliness planet our life goes on』って、
孤独な惑星でも僕たちの人生は
続いていくってことかな?」
メロディウス
「そうだ。
この歌詞は孤独を嘆くのではなく、
それを受け入れた上での生き方を模索している。
弛まない空は、変わらないもの、
普遍的なものを象徴しているね。
孤独の中でも、
普遍的な愛やつながりを
見出そうとする姿勢が感じられる。」
少年
「確かに、
『見上げれば弛まない空』って、
どんな状況でもそこにある空を
見ているみたいだね。
孤独だけど、
完全に一人じゃない気もする。」
メロディウス
「孤独とつながりは相反するものではない。
むしろ、孤独を知ることで
他者とのつながりの価値が深まるんだ。
愛も同様だ。
曖昧な形でしか存在しないからこそ、
それを追い求める意義がある。」
結論 愛が織り成す人生の旋律
少年
「メロディウス、この歌詞って結局、
愛が人生の中で
どう響くかを歌ってるんだね。
『愛、五十音はそこから始まって』
から始まり、
最後には『愛、胸に響き続ける』で
終わるのがその証拠だ。」
メロディウス
「その通りだ、少年。
この歌詞は人生の喜び、
悲しみ、孤独、
そして学びの全てを
愛という旋律で繋いでいる。
そしてその愛は、
明確な形を持たず、
それぞれの心に響き続ける
音楽のようなものだ。」
少年
「曖昧でもいい、綺麗事でもいい。
『愛、ラブユー』って言えることが、
きっと大事なんだね。」
メロディウス
「そうだよ、少年。
人生は曖昧で、不完全で、
それでも美しい。
その中心に愛という音が鳴り響いている。
それに気づいた君は、
もう人生という旋律の
一部になっているんだよ。」