諸君、ごきげんよう。
我は音楽を哲学的に考え思考する
メロディウスである。
今回は
ゆず
flowers
について哲学的に考察していく。
ゆず「flowers」MV
flowersの歌詞
君は散々乗り越えた
そばで大概見てきた
さぁそろそろ僕らの番じゃない?
気もそぞろ高まってんじゃない
On my way
飛び立つ宇宙(そら)に放たれ彷徨う
手招いてくるブラックホールを
かわせ光求め
咲け try try try
未来に期待して(見て)みない(みたい)
ゆけ try try try
闇を照らすっきゃない(行かない?)
So can I go again?
泥にまみれ まるで蓮の花のようさ
誇らしくそれぞれの明日へ開くさぁ
flowers
触れたい香りたい
その花びらを消えない忘れない
あの花束を
段々枯れ落ちる葉は土へと還る
巡り巡って繋がってく連鎖が
1.2.3.4
On my way
降り立つ地球(ほし)で試され向き合う
辿り着けるガッツポーズを
迷い怒り超えて
泣けcry cry cry 深い海の底tonight
明けない無い無い夜を越え蘇る flowers
咲けtry try try
未来に期待して(見て)みない(みたい)
ゆけ try try try
闇を照らすっきゃない(行かない?)
さぁI can go again
泥にまみれ
まるで蓮の花のようさ
誇らしくそれぞれの明日へ
開くさぁ flowers
序論
僕はこの歌詞を読んで、
挑戦し続けることの重要性や、
未来への希望を感じたよ。
特に「咲け try try try」
という言葉が印象的だ。
どんな困難があっても
挑戦し続けるという
意志が表れている気がする。
でも、一つ疑問があるんだ。
この歌詞には
「泥にまみれ」や
「深い海の底」といった
困難の描写が多いよね。
希望の歌のはずなのに、
どうしてこんなに
暗いイメージが
描かれるんだろう。
良い着眼点だね。
確かに、この歌詞には
困難や暗闇が
繰り返し描かれている。
しかし、希望や光は
闇があるからこそ
際立つものだ。
蓮の花が泥の中で咲くように、
困難の中でこそ人は成長し、
美しさを得ることができるんだ。
この歌詞は、
挑戦と困難の相互関係を
示しているように思える。
では、第1章では、
この歌詞が描く挑戦と
困難の意義に
ついて考えてみよう。
挑戦と困難の意義
「泥にまみれ
まるで蓮の花のようさ」
というフレーズが
印象的だね。
蓮の花は、
汚れた泥の中からでも
咲くことで知られているよね。
この歌詞は、苦しい経験が
未来の美しい花に
つながるってことを
伝えたいのかな。
その通りだ。
蓮の花は仏教でも象徴的で、
「汚れた環境の中でも
純粋な美しさを咲かせる」
という意味を持つ。
この歌詞の中で
泥や深い海の底が
描かれるのは、
困難を否定するのではなく、
それを乗り越えることの
価値を伝えるためだろう。
さらに「try try try」という
繰り返しには、
人が挑戦を通じて
新しい可能性を開く力が
示されているように思う。
確かに。
「未来に期待してみない」
ってフレーズも面白いね。
未来は確実に
良くなるわけじゃないけど、
それでも期待して
挑む価値がある、
そんなメッセージを感じるよ。
そうだね。
それは存在論的な
問いにも通じる。
未来という
不確定なものに
向き合うことで、
人間の意志や行動が試される。
この歌詞は、未来に対する
能動的な姿勢を
勧めているようだね。
次の章では、光と闇の
関係性について考察を進めよう。
光と闇の相互関係
歌詞の中で
「ブラックホール」や
「闇」という言葉が
出てくるのが興味深いよ。
ブラックホールは
光を吸い込む存在だけど、
ここでは「かわせ光求め」
って書いてある。
これは、光が闇の中に
あるからこそ
見つける価値が
あるってことなのかな。
いい視点だ。
光と闇は単独で
存在するものではない。
闇があるからこそ
光の存在が明確になり、
逆に光があるから
闇も認識される。
この歌詞では、
闇を乗り越え光を求める
プロセスが重要だと
言いたいのだろう。
「咲け try try try」
「闇を照らすっきゃない」
というフレーズは、
闇そのものを
否定するのではなく、
それを通じて人間が
成長することを描いている。
なるほど。
「泣け cry cry cry
深い海の底 tonight」という
言葉も印象的だね。
深い海の底は孤独や
絶望を表しているように
思えるけど、
それを乗り越えることで
新たな花が咲くってことかな。
そう考えられるね。
深海やブラックホール
といった象徴的な「闇」は、
個々の人間が抱える
苦悩や限界を
表しているかもしれない。
しかし、これらを
乗り越えることで、
「flowers」が咲く、
つまり新たな未来が開ける。
このように歌詞は、
光と闇のバランスを通じて
人間の成長を描いているようだ。
次に、未来への希望
について考えてみよう。
未来への希望
この歌詞全体を通して
感じるのは、
未来への強い希望だよ。
「未来に期待してみない」
という呼びかけがあるように、
まだ見ぬ未来を信じて
挑戦しようという
メッセージが伝わってくる。
その希望は、
人間の持つ潜在的な力に
対する信頼でもある。
「段々枯れ
落ちる葉は土へと還る」
というフレーズも興味深いね。
これは、自然界の循環を
描いているが、
同時に過去の経験や
困難が新しい生命や
未来の基盤になることを
象徴しているように思う。
つまり、過去の失敗や
痛みも無駄では
ないってことだよね。
それが未来の希望に
つながるなら、
どんなことも
乗り越える価値がある気がするよ。
その通りだ。
この歌詞は、
未来をただ待つのではなく、
過去の経験を活かしつつ、
自らの力で
作り上げていくことを
勧めているように思える。
最終的に
「それぞれの明日へ
開くさぁflowers」
という言葉で
結ばれているように、
一人ひとりが自分の未来を
咲かせる存在であると
示唆しているね。
結論
この歌詞が伝えたいのは、
困難に立ち向かい続けること、
そして未来を信じて
行動することの
大切さだと思う。
僕たちは時に
泥にまみれたり、
闇の中で迷ったりするけれど、
それを越えた先には
美しい花が咲くんだね。
その通りだ。
この歌詞は、
苦しみや迷いを
否定するのではなく、
それらを受け入れつつ
成長することを説いている。
そして、それぞれの
「flowers」を咲かせることが、
個々の人生の意義とも
言えるだろう。
この歌詞を通じて、
挑戦し続ける意志と
未来への希望が
私たちに勇気を与えてくれるね。