諸君、ごきげんよう。
我は音楽を哲学的に考え思考する
メロディウスである。
今回は
Stray Kids
Walkin On Water
について哲学的に考察していく。
- Stray Kids「Walkin On Water」MV
- Walkin On Waterの歌詞
- 序論 揺るぎなき自分を探して
- 第1章 挑戦と不可能を超える意志
- 第2章 流れと自己制御
- 第3章 水の象徴と揺るぎなさ
- 結論 人生を舞台に歩むという哲学
Stray Kids「Walkin On Water」MV
Walkin On Waterの歌詞
Crashing waves, but I’ll never fall
砕ける波、それでも僕は倒れない
Everyday, supernatural
毎日が超自然的な感覚
Thrashing rain, I’m a bring the storm
叩きつける雨、僕は嵐を連れてくる
This my stage, walkin’ on water
これが僕のステージ、水の上を歩く
Water, water, walkin’ on
水、水、水の上を歩く
Water, water, walk it off
水、水、歩き続ける
Water, water, walkin’ on
水、水、水の上を歩く
This my stage, my stage
これが僕のステージ、僕の舞台
I’m walkin’ on water, you can call me Harry Potter
僕は水の上を歩いている、ハリー・ポッターと呼んでいい
just take all forms, I’ma fill up my bottle
どんな形も受け入れて、僕のボトルを満たす
내 flow 거센 물살처럼 흘러
僕のフローは荒々しい水流のように流れる
내리막길에 접어들면 경사를 거슬러
下り坂に入っても、傾斜に逆らう
아무나 설 수 없는 곳에 올랐지
誰も立てない場所に僕は立った
노력을 타고났지 그게 all of me
努力で生まれ変わった、それが僕のすべて
흐름이 끊기지 않게 stomp, stomp
流れが途切れないように、踏み鳴らして
Make it flow, make it flow, make it go far
流れを作れ、遠くまで広げろ
Splash
飛び散る
Pitter-patter, feel the water
パラパラ、感じる水の音
Crash
砕ける
Chitter-chatter, we’re just gonna
話し声、僕たちはただ
Dance
踊る
Walker, walker, I’m sea walkin’
ウォーカー、海の上を歩いている
I’ma flow, I’ma flow on the water
僕は流れる、水の上で流れる
Woah (Water, water, walkin’ on)
ウォー(水、水、水の上を歩く)
When you’re sinking, I’m fishing, that’s my flow
君が沈む時、僕は釣りをしている、それが僕の流れ
I’ma flow, I’ma flow on the water
僕は流れる、水の上で流れる
Dive, we do ride, we don’t hide
潜り込んで、乗りこなし、隠れない
물이 사방에 튀기지 우리 움직임 (Skrrt)
水が四方に飛び散る、僕たちの動きで
따라오려다 숨이 차
追いかけようとして息切れする
우왕좌왕하는 넌 이거 쉽게 봤지?
右往左往している君、これを簡単だと思った?
(Listen up now, fellas)
(よく聞けよ、みんな)
Say hello to Nemo ‘cause I can’t see
ニモに挨拶しろ、だって僕には見えない
유유히 걷는 우리는 흡사 보이지 Basilisk
悠々と歩く僕たちはまるでバジリスクみたいに見える
움직임에 튀기는 물이 사방에 splash
動きに合わせて四方に水が飛び散る
이곳은 under my control, call me Aqua Man
こちらは僕のコントロール下、アクアマンと呼んでくれ
On the waves, we just play
波の上で、僕たちはただ遊ぶ
We’re up here, no hurdles in our way
僕たちはここにいて、障害は何もない
So stay, join the game
だから留まって、このゲームに加わろう
We ain’t gonna fall down deep into the water
僕たちは深い水の中には沈まない
Splash
飛び散る
Pitter-patter, feel the water
パラパラ、感じる水の音
Crash
砕ける
Chitter-chatter, we’re just gonna
話し声、僕たちはただ
Dance
踊る
Walker, walker, I’m sea walkin’
ウォーカー、海の上を歩いている
I’ma flow, I’ma flow on the water
僕は流れる、水の上で流れる
Woah (Water, water, walkin’ on)
ウォー(水、水、水の上を歩く)
When you’re sinking, I’m fishing, that’s my flow
君が沈む時、僕は釣りをしている、それが僕の流れ
I’m a flow, I’m a flow on the water
僕は流れる、水の上で流れる
Crashing waves, but I’ll never fall
砕ける波、それでも僕は倒れない
Everyday, supernatural
毎日が超自然的な感覚
Thrashing rain, I’ma bring the storm
叩きつける雨、僕は嵐を連れてくる
This my stage, walkin’ on water
これが僕のステージ、水の上を歩く
Crashing waves, but I’ll never fall
砕ける波、それでも僕は倒れない
Everyday, supernatural
毎日が超自然的な感覚
Thrashing rain, I’m a bring the storm
叩きつける雨、僕は嵐を連れてくる
This my stage, walkin’ on water
これが僕のステージ、水の上を歩く
Water, water, walkin’ on
水、水、水の上を歩く
Water, water, walk it off
水、水、歩き続ける
Water, water, walkin’ on
水、水、水の上を歩く
This my stage, walkin’ on water
これが僕のステージ、水の上を歩く
(Water, water, water, water, water)
(水、水、水、水、水)
This my stage, walkin’ on water
これが僕のステージ、水の上を歩く
(Water, water, water, water, water)
(水、水、水、水、水)
序論 揺るぎなき自分を探して
少年:
「砕ける波、それでも僕は倒れない」
という歌詞を聞いたとき、
僕は強い決意を感じたよ。
この世界では、波のように次々と
困難が押し寄せてくるけど、
そんな中でも自分を
見失わないためにはどうすればいいんだろう?
メロディウス:
面白い着眼点だね、少年。
この歌詞全体に込められているのは、
荒波に翻弄される人生の中で、
どう自己を確立し、
揺るぎない存在となるかという問いだろう。
この歌詞を元に、挑戦・流動性・主体性を
テーマにした3つの章に分けて考察してみようか。
第1章 挑戦と不可能を超える意志
少年:
歌詞に「Everyday, supernatural」
とあるけれど、
「毎日が超自然的」というのは
どういう意味だろう?
メロディウス:
それは、日々の生が単なるルーチンではなく、
奇跡の連続だという視点だよ。
波や嵐は人生の困難を象徴していて、
その中で「倒れない」と言えるのは、
単なる耐久力ではなく、
不可能と思える挑戦を乗り越える意志だろうね。
この曲全体で語られる
「水の上を歩く」という
イメージがまさにそれを象徴している。
少年:
水の上を歩くなんて
普通じゃできないことだよね。
それを可能にするのは、
一種の「信念」や「自分を超える力」なのかな?
メロディウス:
その通りだ。
キリスト教の奇跡的な
イメージを思わせるけれど、
それは人間の潜在的な可能性を
引き出す象徴でもある。
挑戦によって自分の限界を超えることは、
哲学的には「超越」と呼べるね。
少年:
挑戦って怖いけれど、
それが人を成長させるんだね。
第2章 流れと自己制御
少年:
「내 flow 거센 물살처럼 흘러」という
韓国語の部分、
荒々しい流れの中で
自分を見つける感じがする。
でも、「傾斜を逆らう」というのは、
ただ流れに身を任せるだけじゃないんだよね?
メロディウス:
そうだね。「流れ」は
環境や状況を象徴している。
そして、流れに乗ることは
調和を意味するけれど、
それだけでは自己が
埋没してしまう危険もある。
一方で「傾斜を逆らう」というのは、
主体性を持ち、自分自身の道を
切り開く意思の表れだ。
少年:
僕もよく、流れに身を任せるべきか、
逆らうべきか迷うんだ。
どちらが正しいんだろう?
メロディウス:
それは場合による。
流れに乗ることで
新たな発見があることもあれば、
自分を守るために
逆らう必要がある時もある。
この歌詞が教えているのは、
「状況に流されるな」
というだけではなく、
「自分の信念を持ちながらも柔軟に動け」
ということだろうね。
第3章 水の象徴と揺るぎなさ
少年:
歌詞で繰り返される
「水」って、どんな意味を
持っているんだろう?
メロディウス:
水は、哲学的には
流動性と柔軟性の象徴でもあり、
また恐怖や困難の象徴でもある。
水は形を持たず、
あらゆる容器に順応するが、
同時に荒々しい力で人間を飲み込むこともある。
それは人生そのものだと考えられるね。
少年:
でも、僕にとって水は怖いものでもあるよ。
溺れそうになるときの無力感を思い出す。
メロディウス:
それが重要なんだ。
水が怖い存在であればあるほど、
「水の上を歩く」という行為は、
恐怖や困難を克服することを意味する。
この歌詞が伝えるのは、
人生の荒波に立ち向かう勇気だ。
自分が「揺るぎない存在」で
あると信じられるならば、
水の上を歩くことも可能になる。
結論 人生を舞台に歩むという哲学
少年:
結局、この歌詞が伝えたいのは、
「挑戦する勇気」と
「自己を確立する意志」なんだね。
僕も人生の波に飲まれないように、
自分を信じる力を鍛えたいな。
メロディウス:
その通りだよ、少年。
この曲の「ステージ」という
言葉も大切なキーワードだ。
人生そのものを舞台と捉え、
その上でどんな嵐や
困難があっても立ち続ける姿勢。
それが、この歌詞の核心だろう。
そして、「揺るぎない自分」を
追い求めるそのプロセスが、
哲学的な意味で「生きる」ということだ。
少年:
この曲を聴いて、
僕ももっと勇気を出して、
自分の舞台を歩いてみたいと思ったよ。
メロディウス:
そうだね。
この歌詞は君にとって、
ただの音楽ではなく、
生き方の道標になるだろう。
少年よ、人生の荒波を恐れることなく、
水の上を歩いていこうじゃないか。