諸君、ごきげんよう。
我は音楽を哲学的に考え思考する
メロディウスである。
今回は
LE SSERAFIM
CRAZY Japanese ver.
について哲学的に考察していく。
- LE SSERAFIM「CRAZY Japanese ver.」MV
- CRAZY Japanese ver.の歌詞
- 序論
- 第1章 自己表現の矛盾
- 第2章 集団と個の関係性
- 第3章 狂気が持つ創造力
- 結論
LE SSERAFIM「CRAZY Japanese ver.」MV
CRAZY Japanese ver.の歌詞
Act like an angel and dress like crazy
All the girls are girling girling
All the girls are girling girling
All the girls are girling girling
All the girly girls
Da da da da da da da da da da da da da
Act like an angel and dress like crazy
Da da da da da da da da da da da da da
Ya そう 心臓に降臨
CPRのように
触れるとlikeピカチュウ
十万ボルト電気 it's pumping
I'm an otaku bestie
狂ってthat candy's sassy
ニューロンの体系を更新
頭の監獄抜け出し
ガリレオ
心 裁く毎日
脳内では
狂わないで いい加減に
Why can't you stop?
疎明なんて 良くわかんないし
I'm like this 体質
生まれつきこうなの
答えは make me super CRAZY
Crazy crazy crazy crazy
Act like an angel and dress like crazy
天使のように振る舞って、クレイジーに着飾るの
Da da da da da da da da da da da da da
Act like an angel and dress like crazy
Da da da da da da da da da da da da da
Da da da da da
All the girls are girling girling
All the girls are girling girling
All the girls are girling girling
All the girly girls
All the girls are girling girling
All the girls are girling girling
All the girls are girling girling
All the girly girls
Back in the days “狂い”に狂えなかった me
惹かれてる事実に偽証は出来ない
どういう意味で何の価値?可能と不可能
もう全部 shh
Yeah me and my girls
目が眩むと知ってても太陽に kiss
ガリレオ
心裁く毎日
脳内では狂わないで いい加減に
Why can't you stop?
疎明なんて 良くわかんないし
I'm like this 体質
答えはmake me super CRAZY
Crazy crazy crazy crazy
Crazy crazy crazy crazy
Crazy crazy crazy crazy
Act like an angel and dress like crazy
Da da da da da da da da da da da da da
Act like an angel and dress like crazy
Da da da da da da da da da da da da da
Da da da da da
All the girls are girling girling
All the girls are girling girling
All the girls are girling girling
All the girly girls
All the girls are girling girling
All the girls are girling girling
All the girls are girling girling
All the girly girls
序論
少年
この歌詞、
なんだかエネルギーに満ちていて、
不思議な感覚がします。
「天使のように振る舞って、
クレイジーに着飾る」なんて、
一見矛盾した言葉ですよね。
でも、この矛盾には
深い意味が隠されている気がします。
どう思いますか?
メロディウス
興味深い着眼点だね、少年。
この歌詞は一見カオスの中に秩序を秘めている。
特に、「天使」と「クレイジー」
という言葉の対比は、
現代社会における人間の多面性や
象徴しているのかもしれない。
では、歌詞を三つのテーマに
分けて考察してみよう。
「自己表現の矛盾」、
「集団と個の関係性」、
そして「狂気が持つ創造力」だ。
第1章 自己表現の矛盾
少年
まず、「Act like an angel and dress like crazy」
というフレーズですが、
普通は「天使のように振る舞う」なら
清楚な装いを想像します。
それが「クレイジーに着飾る」だなんて、
矛盾していませんか?
メロディウス
確かに矛盾しているように思えるが、
それこそがポイントだ。
この矛盾は、「人は誰しも多面的であり、
単一の存在ではない」という
メッセージを伝えているのではないだろうか?
現代社会では、内面の自分と
外面的な表現との間に
ギャップがあることが普通だ。
特に「クレイジー」と「天使」という
対極的な言葉は、
自己表現が時に社会の期待に挑戦し、
規範を越えたものであることを
象徴していると思えるね。
少年
つまり、自分の内なる「天使」と
外側に表現する「クレイジー」を
同時に持つことで、
本当の自分に近づける、
ということですか?
メロディウス
その通りだ、少年。
この歌詞は、社会の型に
はまらない新しい自分を
受け入れる重要性を訴えているのかもしれない。
天使のように振る舞うのは、
内面的な純粋さや善良さを指し、
クレイジーに着飾るのは、
それをどのように表現するかという自由な選択だ。
第2章 集団と個の関係性
少年
次に、「All the girls are girling girling」
という歌詞ですが、
何度も繰り返されているのが印象的です。
これは、個性の強調というより、
むしろ集団としての同一性を感じさせますね。
メロディウス
鋭いね。
この歌詞は「集団と個の間の緊張関係」を
表現しているのではないかと思う。
「All the girls」は同じように
「girling」しているが、
その一方で歌全体を通じて語られる
「クレイジーさ」や「天使のように振る舞う」
という個人性もある。
これは、現代における集団の中で
自分自身を見つけ出すことの難しさ、
そしてその挑戦を示しているのだろう。
少年
つまり、この歌詞では
「集団の中の個性」という
矛盾がテーマになっているのですね。
でも、個性が埋もれてしまう恐れもありますよね?
メロディウス
確かにその通りだ。
だが、それこそがこの歌詞の核心だろう。
自分の「クレイジーさ」を保ちながら、
集団の中でバランスを取ること。
その矛盾を乗り越える力こそが、
歌詞の中で何度も語られる
「心臓に降臨する」エネルギーや
「狂気」による創造力と
繋がるのではないだろうか?
第3章 狂気が持つ創造力
少年
「触れるとlikeピカチュウ
十万ボルト電気 it’s pumping」など、
エネルギーや衝撃を表す比喩が多いですね。
この「クレイジーさ」が
創造的な力を象徴しているのでしょうか?
メロディウス
その通りだ。
狂気とは、従来の枠組みを超えた
新しい視点を提供する力でもある。
ピカチュウの十万ボルトは、
瞬間的に全てを変えるような
衝撃を象徴している。
そしてその衝撃が、従来の規範や
固定観念を打ち破る創造性の
源泉となるのだろう。
この歌詞では「狂気」を
ポジティブな意味で捉え、
人々を覚醒させ、
新たな世界へ導く力として
表現しているのだ。
少年
そう考えると、
「ガリレオ」という
名前が出てくるのも納得です。
彼も既存の常識に挑戦し、
新しい世界観を示した科学者ですよね。
メロディウス
その通りだ。
歌詞での「ガリレオ」は、
既存の枠組みを疑い、
突破する象徴だろう。
この歌は、狂気を恐れるのではなく、
それを受け入れ、
むしろ自分の力に変えることを
勧めているように感じる。
結論
少年
つまり、この歌詞全体を通じて、
「矛盾を受け入れること」
「集団の中で自分を見つけること」
「狂気を創造力に変えること」が
テーマになっているんですね。
メロディウス
そうだね。
この歌詞は単なる言葉遊びではなく、
探求を深く描いている。
矛盾や集団性、狂気といった
要素を通じて、
自分自身をどのように受け入れ、
表現し、創造的な力へと
昇華するかを問いかけているのだ。