諸君、ごきげんよう。
我は音楽を哲学的に考え思考する
メロディウスである。
今回は
UVERworld
MMH
について哲学的に考察していく。
UVERworld「MMH」MV
※更新され次第アップします
MMHの歌詞
MMH
全てをハックし
完全に空間を制圧し
Go
いざクライマックスへGo
響くカルマ未知数わずか
税密爆破事実俺が変えるキーマン
幾千の大罪を超え
いざクライマックスへGo
本当の人生が始まる
まだ見ぬ未来のレシピ
満面の笑みで誰のせいにし
己サバイブし歪んでく
暴食 色欲 強欲 憤怒 怠惰
嫉妬 傲慢 節制 純潔 慈善
忍耐 勤勉 感謝 謙虚
無尽蔵の恩恵の世界で
どんなに溢れ返ろうと
誰も満たされちゃいないと It's on
Go
Stay Wild
逆さに雨が空へ向かうように
Grab it
Stay Soul
影が光を追い越すスピードで
いざクライマックスへGO
響くカルマ未知数わずか
税密爆破事実俺が変えるキーマン
幾千の大罪を超え
いざクライマックスへGo
本当の人生が始まる
まだ見ぬ未来のレシピ
満面の笑みで誰のせいにし
己サバイブし歪んでく
Fading echoes
Arrows return
放つ矢さえ号に戻る
いつか何もかもを凌ぐ
Go
Stay Wild
沈黙を叫ぶ声と共鳴し
Grab it
Stay Soul
形のない原型が宿るように
Go
Stay Wild
完全に空間を制圧し
Matrix Mind
高次元な夢次元
超危険な
無い法治権
脳神経から
意識圏を超え
境界線の先
想像源に
MMH
未確定から覚醒
優勢な感性を強制し
育成し統制し完成
あぁいつか何もかもを凌ぐ
Stay Wild
逆さに雨が空へ向かうように
Grab it
Stay Soul
影が光を追い越すスピードで
Go
Stay Wild
完全に空間を制圧し
序論
少年:
僕はこの歌詞を読んで、
何か大きな力や意志が
すべてを動かしているような
感覚を受けました。
でも、それが何を意味するのか、
自分ではまだよく分からないんです。
この歌詞には「空間を制圧する」とか
「カルマ未知数」といった表現があって、
壮大で謎めいていますね。
これは何を象徴しているんでしょう?
メロディウス:
少年よ、この歌詞は、
現代社会に生きる人間の
「覚醒」と「変革」を
象徴しているように思える。
私たちはしばしば、
無意識のままシステムに取り込まれ、
空間や意識さえも
制御されているような錯覚を持つ。
この歌詞は、その枠を壊し、
自らが「キーマン」として
行動することの重要性を
訴えているのではないか。
「カルマ未知数」や
「いざクライマックスへ」
という言葉は、
まだ見ぬ未来を切り開く意志を
示しているように感じる。
第1章 覚醒する自己と未知なる未来
少年:
歌詞には
「未確定から覚醒」
「本当の人生が始まる」とありますね。
この部分は、
どんな意味を持つのでしょうか?
メロディウス:
この言葉は、「未確定」な状態、
つまり無知や無意識の状態からの
脱却を示唆しているのではないだろうか。
多くの人は、自分の人生が
既定の路線を進むものだと考えているが、
それは本当の人生ではない。
この歌詞は、個人が真に「覚醒」し、
自分自身の意志で未来を切り開くことの
大切さを訴えているように思える。
少年:
なるほど。
「まだ見ぬ未来のレシピ」
という表現も、
未来が決まっていないことを
示しているんですね。
自分で未来を「調理」する
イメージでしょうか?
メロディウス:
その通りだ。
人生のレシピは誰かに
与えられるものではなく、
自分で創造するものだ。
「いざクライマックスへGo」
という表現は、
自分の意志でクライマックス、
つまり人生のピークを
迎えるべきだというメッセージだろう。
そして、その過程で
「幾千の大罪を超え」とあるように、
人間の弱さや罪を
乗り越える試練が待っている。
少年:
「大罪」とは何を指しているのでしょう?
メロディウス:
次章で詳しく話そう。
「暴食」「色欲」などが
挙げられているが、
これは人間の持つ
欲望や傲慢さ、怠惰さといった欠点だ。
これらをどう乗り越えるかが、
人生の覚醒への鍵になるのだろう。
第2章 人間の弱さと克服の旅
少年:
歌詞には
「暴食」「嫉妬」「怠惰」などの
言葉が並んでいますね。
これらはキリスト教でいう
「七つの大罪」と関連があるのでしょうか?
メロディウス:
関連が深いだろう。
だが、興味深いのは、
この歌詞がそれらの
「罪」だけでなく、
「純潔」「忍耐」「感謝」といった
「美徳」にも言及している点だ。
罪と美徳の間で揺れる
人間の本質を示しているように感じる。
そして、その対比が、
この曲全体のダイナミズムを生んでいる。
少年:
人間は常にこの二つの間で
葛藤しているということでしょうか?
メロディウス:
そうだ。この歌詞では、
罪も美徳も「無尽蔵の恩恵の世界」に
存在していると述べている。
しかし、人々はどれだけ
恩恵に恵まれても満たされない。
これは、外的なものに依存する限り、
真の満足や幸せを得られないことを
示唆している。
つまり、外の世界を変えるよりも、
自分の内面を変革する必要がある
というメッセージだ。
少年:
それが「俺が変えるキーマン」
という言葉につながるんですね。
自分が自分の人生の鍵を握っている、と。
メロディウス:
その通りだ。
だが、次章では、
この「変革」がいかに
困難であるかについて考察してみよう。
第3章 変革と自己超越
少年:
歌詞には
「完全に空間を制圧し」とありますが、
これはどう解釈すれば良いでしょう?
メロディウス:
これは、内的・外的な制約を克服し、
自分自身の存在を完全に
コントロールすることを
指しているのではないだろうか。
だが、これは容易なことではない。
人はしばしば自分の
欲望や恐怖に支配されてしまう。
この歌詞は、そのような制約を超え、
自己を超越する
重要性を説いているように感じる。
少年:
自己超越のスピードが
「影が光を追い越すスピードで」と
表現されているのも興味深いです。
メロディウス:
実に鋭い指摘だ。
これは、光速を超えるという
科学的に不可能なことを
暗喩しているのだろう。
それは、自己超越が単なる
物理的な次元ではなく、
精神的・意識的な次元での
進化を意味している。
少年:
では、自己を超越した先には
何が待っているのでしょう?
メロディウス:
それが「本当の人生が始まる」
ということだろう。
制約を超えたとき、
人は初めて自由を得て、
自分らしい生き方を追求できる。
次の章で、この自由の意味を探ってみよう。
結論 自由と未来への招待
少年:
最後に、「完全に空間を制圧し」と
何度も繰り返されていますが、
この繰り返しには
どんな意図があるのでしょう?
メロディウス:
繰り返しは、
人間がその理想を達成するために
必要な覚悟と意志の強さを
示しているのではないだろうか。
この歌詞全体が、
リスナーを未来への冒険に誘う
「招待状」だと感じる。
この冒険は、自己の限界を超え、
未踏の領域へと進む旅だ。
少年:
自分の内面を見つめ直し、
変革し、自由を追求する…
それがこの歌詞の核心なんですね。
メロディウス:
その通りだ。
そして、「Stay Wild」「Stay Soul」
という言葉が、
この旅の中で重要な指針を与えている。
つまり、どんな試練があろうと、
自分の野性と魂を失わずに進むこと。
それが、真の人生を
生きる鍵となるのだろう。