諸君、ごきげんよう。
我は音楽を哲学的に考え思考する
メロディウスである。
今回は
NiziU
AlwayS
について哲学的に考察していく。
NiziU「AlwayS」MV
AlwaySの歌詞
私の思い出数えると
懐かしいあの場所から
どれだけ遠くへ
来てしまったんだろう
寂しくなる今日の夜
私の宝物数えると
必ずあなたがいる
ただどれだけ私は
救われてきたんだろう
寂しくない今日の夜
奇跡のような必然偶然の生命
虹の橋の途中で膝をついた私が
今言えるのはこれだけ
ひとりじゃないってこと
抱きしめたい悲しさも全部
美しく飛び回る妖精のように
私たち夜空を描く手を握る
ぎゅっといつものように
私の思い出色付いて
乾いた水彩画にギターを乗せて
音楽に昇華していく
ただそれだけ
考えも矛盾も歩んだ道のりも
ぴったりハマったわ
運命と呼ぶのでしょう
リボンの結び目を繋がりに例えて
虹の橋の入り口で
時間が動いた私が
今言えるのは
これだけ出会いにありがとう
手を取れば
悲しさも全部吹き飛ばせ
方角指すコンパスのように
私たち怖くはない
信じた先には何が待ってる
やり過ごせない鏡も
誰かといれば笑えたり
何気ない日々を日々を愛してる
ごまかせない脆さも
夜空の絵が滲んだって
一歩また一歩超えて行けばいい
抱きしめたい
悲しさも喜びも全部
あなたと見たい
この先もずっと
濁った水だって ほら
曇った空だって ほら
くすんだ道だって ほら
きっと澄み渡る
傷は癒えるいつかはさ
たしかに歩いてきた
ふとした空にはさいつも虹がある
私の思い出数えると
ずっとあなたがいる
序論
少年:
「メロディウス、この歌詞には、
時間の流れや思い出、
つながりのテーマがあって、
NiziUがデビューから4年間歩んできた
道とも重なる気がするんだ。
歌詞の中に、彼女たちが経験した
成長や挑戦の意味が
込められているのかな?」
メロディウス:
「確かに。
デビューから4年というのは、
短いようで濃密な時間だっただろう。
彼女たちが培ってきた努力や絆は、
この歌詞に反映されている。
これを基に、彼女たちの歩みと
歌詞の哲学的なテーマを一緒に探っていこう。」
第1章 思い出と時間の積み重ね
少年:
「『私の思い出数えると
懐かしいあの場所から
どれだけ遠くへ来てしまったんだろう』って、
彼女たちがデビューから
ここまで来たことを
振り返っているように思えるよ。
僕たちは、時間が進む中で
過去をどう捉えたらいいんだろう?」
メロディウス:
「この歌詞は、
過去の思い出を振り返る行為を
詩的に表現しているね。
哲学者アウグスティヌスは、
時間とは現在の記憶、
現在の認識、
そして未来の期待によって
成り立つと言った。
この歌詞でも、過去が
ただ懐かしいだけでなく、
それが現在の自分を形作る
重要な要素であることが強調されている。」
少年:
「つまり、
思い出はただの記録じゃなくて、
今の自分を支える力に
なっているってことだね。
彼女たちも、その思い出を
糧に成長してきたのかな?」
メロディウス:
「その通りだよ。
彼女たちの4年の道のりは、
記憶をただの過去に留めるのではなく、
それを音楽として昇華し、
未来への希望につなげている。」
第2章 つながりと感謝の哲学
少年:
「『私の宝物数えると
必ずあなたがいる』っていう部分、
すごく心に響く。
誰かとのつながりって、
どうしてこんなに大事なんだろう?」
メロディウス:
「つながりとは、
人間が孤独を乗り越えるための基盤だ。
マルティン・ブーバーの『我と汝』の
哲学を思い出してほしい。
彼は、人間関係を通じて
本質的な存在と
触れ合うことができると説いた。
この歌詞もまた、
他者との絆が自己を癒し、
支えてくれる力を讃えている。」
少年:
「確かに。
彼女たちもファンとの絆を
大切にしているよね。
ファンがいるから
彼女たちも歌い続けられるのかな?」
メロディウス:
「そうだろうね。
彼女たちの音楽は、
ファンとの相互作用によって
完成するものだ。
『ひとりじゃない』という
歌詞がその象徴だ。
彼女たちは、ファンや仲間との
つながりを通して、
自分たちの存在意義を
見つけているのかもしれない。」
第3章 悲しみと喜びの超越
少年:
「『抱きしめたい 悲しさも全部』
っていう部分、
悲しみを否定するんじゃなくて、
それを受け入れている感じがする。
これってどういう意味なんだろう?」
メロディウス:
「悲しみや喜びといった感情は、
人間の存在そのものに
深く結びついている。
哲学者ヘラクレイトスは、
対立するものが共に存在することで
調和が生まれると説いた。
この歌詞も、
悲しみを否定するのではなく、
それを包括することで
新たな美を見出している。」
少年:
「なるほど。
悲しみを受け入れることで、
それが力に変わるのかな。
彼女たちも、
辛い経験を経て強くなったんだね。」
メロディウス:
「そうだね。
『濁った水だって ほら
曇った空だって ほら』という歌詞は、
困難の中にも希望を
見出す姿勢を示している。
彼女たちの4年の歩みも、
この哲学と通じるものがある。」
結論 4周年の意味と歌詞の普遍性
少年:
「結局、
この歌詞が伝えたいことって、
何なんだろう?
そして、それは彼女たちの
4周年とどう関係しているの?」
メロディウス:
「この歌詞は、過去を受け入れ、
他者とのつながりを大切にし、
困難を乗り越える力を讃えている。
そして、そのすべてが彼女たちの
4年の歩みそのものだと言える。
デビューからの経験やファンとの
絆、喜びも悲しみも、
すべてが彼女たちを成長させてきた。
だからこそ、この歌は、
彼女たちの存在そのものを
象徴していると言えるだろう。」
少年:
「歌詞を読むことで、
彼女たちの4年間の努力や
思いが感じられたよ。
これからも応援し続けたいな。」
メロディウス:
「その気持ちこそ、
彼女たちにとって最大の力になるだろう。
そして、この歌詞は、
彼女たちだけでなく、
聞く人すべてにとっての
人生の道しるべとなるはずだよ。」