諸君、ごきげんよう。
我は音楽を哲学的に考え思考する
メロディウスである。
今回は
Nulbarich
遊園
について哲学的に考察していく。
Nulbarich「遊園」MV
遊園の歌詞
You know
I was so happy till
somebody found ya
I was gonna be
beside ya just gonna be...
この愛だけを頬張ってくれてれば
それだけでよかったのに
but you didn't
God knows
what's your favorite word that
I said to ya
想像もつかないやso l gave up
余計なもん全部いっそbury the rest
遊ぼうよ
I want you but I can't
You
You did me so damn wrong
but can't rewind
もう戻れない
you don't get to try
何もかもが
too late stop
trying stop trying stop trying right?
I wish I could
この世界が終わる前にrewind
そうできたなら
you don't get to try to be the one
who will take away
遊園 from the undying love
崩れ落ちてく my wonderland
I'm done with you
君の香りだけが残るソファー
You were gonna be
beside me just gonna be...
Ain't nobody have
こんなに君向けのlove
それなのに君はyou such an idiot
もう君が微笑む
それだけで消し去っていった
my bad days
Your smile is like a frisbee oh yeah
Like a pup, I like to go and fetch
もう目を逸らす事なんて無理ゲー
終わるまでrubber necking all day
God knows
what's your favorite word that
I said to ya
もうそんなのはどうでもいいや
ただ音の鳴るままに
Just dancing at night
遊ぼうよ
I want you but I can't
You
You did me so damn wrong
but can't rewind
もう戻れない
you don't get to try
何もかもがtoo late
stop trying stop trying
stop trying right?
I wish I could
この世界が終わる前にrewind
そうできたなら
you don't get to try to
be the one who will take away
if from the undying love
崩れ落ちてく my wonderland
I'm done with you
序論
少年:
「メロディウス、
この歌詞を読んで、
僕は愛と失望の間で揺れる
人間の心が描かれているように感じた。
『遊園』というタイトルも、
愛が楽しい遊園地のようでありながら、
同時に崩壊する幻想のように聞こえるんだ。」
メロディウス:
「そうだね、少年。
この歌詞には感情の多層性が表現されている。
愛、喪失、そして自己認識。
このテーマを掘り下げながら、
第1章では『愛の本質』、
第2章では『失望と終焉』、
そして結論で『愛からの解放』を考察しよう。」
第1章 愛の本質
少年:
「『この愛だけを頬張ってくれてれば
それだけでよかったのに』
という部分には、
無条件で愛を与える願望が感じられる。
でもそれって一方通行の愛かもしれないよね。」
メロディウス:
「その通りだ、少年。
ここでは、愛が持つ
自己犠牲的な側面が描かれている。
だが、愛というものは
本当に一方通行で成立するのだろうか?
『君向けのlove』とあるように、
主体的に与えられる愛が、
相手に理解されないときに
どうなるのかが問われている。」
少年:
「確かに。相手がその愛を
受け取らなかったとき、
愛はどこへ行くんだろう。
『君の香りだけが残るソファー』
という表現も、
物理的な存在が消えた後に
残る感覚の痕跡を暗示しているね。」
メロディウス:
「興味深い指摘だ。
愛が存在しない空間に残る『香り』は、
記憶そのものかもしれない。
記憶は愛の本質を物理的な次元を
超えて保存する。
しかし、その記憶は
『崩れ落ちていく』とも歌われているね。
これは愛が抱える刹那性を象徴している。」
第2章 失望と終焉
少年:
「『God knows what’s your favorite word that
I said to ya』という歌詞を見ると、
相手の心に届かなかった
言葉への後悔が感じられる。
愛を伝える言葉が相手に響かないとき、
愛は何になるんだろう?」
メロディウス:
「ここで描かれているのは、
愛がコミュニケーションの
失敗によって壊れる瞬間だ。
愛を『伝える』ことの
難しさが浮き彫りになる。
この歌詞では
『想像もつかないやso I gave up』
という諦めの表現が強烈だ。
愛が理解されないとき、
人はその価値を見失うことがある。」
少年:
「さらに、
『you did me so damn wrong
but can’t rewind』という言葉には、
時間の不可逆性への苦しみがあるね。
『もう戻れない』という言葉が
繰り返されることで、
取り返しのつかないことへの
嘆きが増幅されている。」
メロディウス:
「そうだ。
時間と愛の関係は哲学的に非常に深い。
愛が終わった後、
人はそれを取り戻したいと願うが、
時間はそれを許さない。
『rewind』という言葉に
込められた願望は、
過去の修復ではなく、
失った愛への執着を表しているように思える。」
第3章 愛からの解放
少年:
「最後の『I’m done with you』
という言葉には、
愛から解放されようとする
意志を感じるけど、
それが本当に自由になれるのか疑問だ。
香りや記憶が残る限り、
人は過去から
完全に解放されることができるのかな。」
メロディウス:
「いい問いだね、少年。
この歌詞全体には、愛と喪失がもたらす
葛藤が描かれているが、
最終的に『崩れ落ちていくmy wonderland』
という部分に注目したい。
愛が築き上げた理想郷が
崩壊することで、
現実と向き合う瞬間が来る。」
少年:
「つまり、愛からの解放は、
過去を否定するのではなく、
それを受け入れることに
あるのかもしれないね。
『遊園』というタイトルも、
楽しさだけではなく、
終わりを含む遊びの一時性を
象徴しているんだろう。」
メロディウス:
「その通りだ。
愛は人を成長させるが、
それには痛みも伴う。
痛みを受け入れ、
それを糧にすることで、
人は新しい自分を発見する。
この歌詞は、愛の喜びと悲しみが
織り交ざる複雑な感情を通して、
人間の成長を暗示している。」
結論
少年:
「この歌詞から学んだのは、
愛とは一方的に与えるものでもなく、
完全に理解されるものでもないということ。
それでも、人は愛し、傷つき、成長するんだね。」
メロディウス:
「そうだ、少年。
『遊園』という歌詞は、
愛が持つ儚さと永続性を
同時に描き出している。
愛は終わりを迎えることがあるが、
その記憶は新しい未来を築く土台となる。
これが、この歌詞の哲学的な
核心だと言えるだろう。」