音楽に哲学を

~日本のみならず国境を超えた音楽哲学がそこに~

【歌詞考察】IMP. /ミチシルベ この曲の意味とは?最後のAnswerの見つけ方を哲学的に徹底解説!

諸君、ごきげんよう

 

我は音楽を哲学的に考え思考する

メロディウスである。

 

今回は

IMP. 
ミチシルベ

について哲学的に考察していく。


 

IMP. 「ミチシルベ」MV

www.youtube.com


ミチシルベの歌詞

当たり前だった不安なんだ
予想通りにはいかない
ストーリーライン
真実は単純なひとつじゃないや
正解?不正解?いやいや
そうこうして戸惑ってるうちに
見失った空に
切り取られた月頼り
これじゃまるで
Journey to the moon ! ?
高鳴る胸が示した道標
(woo-hoo, hoo hoo)
ただその足が信じた先を行け
(woo-hoo, hoo hoo)
そう、ひとりじゃないから
肩を組んで
進んだただじゃ転ばない 
(Hey! Hey!Hey !)
立ち止まれないよう選んだ
(Hey!)
この手で探しだす Answer
夜と朝の隙間みたいな
底抜けの仄暗さの中
伸ばした手と手を繋ぎあっては
今か、今かと目を光らせた
想像して戸惑いを糧に
意地になって
空を仰ぎ目指すツキ明かり
これはまさに
Journey to the moon
高鳴る胸が示した未知標
(woo-hoo, hoo hoo)
正しさだけをじて瞬間を行け
(woo-hoo,hoo hoo)
そう、ひとりじゃないなら
肩を組んで
進んだただじゃ転ばない (Hey! Hey!Hey !)
寄せては返す夢は
タダじゃ掴めない (Hey! Hey!Hey !)
狙う日進月歩もう一歩、
ここから (Hey!Hey!Hey !)
たどり着いて見せるよ
(Hey!)
この手で壊していく Anchor
予報外れの雨に降られてても
外して水の泡で
息さえも忘れて
流されそうな日々の
1ページで粋なフリをして
乗りこなせ波の上
イロモノでもいいよ
オリジナルを四の五の言わず
求め続ける(woo-hoo)
ソラで唄ったメロディー
高鳴る胸が示した道標
(woo-hoo, hoo hoo)
ただその足がじた先を行け
(woo-hoo,hoo hoo)
そう、ひとりじゃないから
肩を組んで進んだただじゃ
転ばない (Hey! Hey!Hey !)
寄せては返す夢は
タダじゃ掴めない (Hey!Hey!Hey !)
狙う日進月歩もう一歩、
ここから(Hey!Hey!Неу !)
たどり着いて見せるよ
(Hey!)
この手で探しだす Answer


序論

少年: 
「メロディウス、

この歌詞には僕らが

日々感じる不安や迷いが

描かれている気がするよ。

 

それでいて、何かを信じて進む

勇気を与えてくれるようでもあるんだ。」

 

メロディウス: 
「そうだな、少年。

 

この歌詞は人生の旅路を

象徴するような内容だ。

 

特に、不確かさや困難を受け入れ、

それを超えていく力について

深く考えさせられる。

 

では、この詩の奥深い意味を順に紐解いてみようか。」


 

第1章 不安と予測不能な旅路

少年: 
「冒頭の『当たり前だった不安なんだ』って、

僕らが日常で抱く不安を

肯定的に捉えているみたいだね。

 

不安は誰にでもあるものだって。」

 

メロディウス: 
「その通りだ、

不安は未知への反応だが、

それは可能性を感じる場面でもある。

 

『予想通りにはいかないストーリーライン』

と続く言葉からは、

人生が計画通りにはいかないという

現実を受け入れる態度が伝わる。

 

むしろ、そこに真実や意義があると暗示している。」

 

少年: 
「『正解?不正解?いやいや』

とあるけど、

僕たちの選択に

絶対の正解なんてないのかな?」

 

メロディウス: 
「まさにそうだ、少年。

 

正解や不正解に固執するのではなく、

選択の瞬間に意味を見出すべきだろう。

 

『戸惑い』を経験する間にこそ

成長の余地が生まれるのだから。」


 

第2章 共に歩む旅路

少年: 
「『ひとりじゃないから肩を組んで』

ってあるけど、

やっぱり人はひとりで生きられないのかな。」

 

メロディウス: 
「良い問いだ、少年。

 

この歌詞は他者とのつながりを強調している。

孤独の中で強くなることもできるが、

他者と支え合うことで、

新たな視野や力を得ることができる。

 

特に『進んだただじゃ転ばない』

という言葉からは、

仲間との関係が困難を

乗り越える助けになるという

メッセージが読み取れる。」

 

少年: 
「確かに、誰かがそばにいると安心できる。

 

でも、それだけじゃなくて、

自分で選んで進む力も必要だよね。」

 

メロディウス:
 「そうだ。

『ただその足が信じた先を行け』

という部分には、

自分の信念を持ち、

自ら選択して進むべきだという

哲学的な主張がある。

 

仲間の存在は道連れだが、

最終的に歩むのは自分自身なのだ。」


 

第3章 闇を越え、光を目指す

少年: 
「『夜と朝の隙間みたいな底抜けの仄暗さ』

って、不安や迷いを表しているのかな?」

 

メロディウス: 
「その通りだ、

不安は明確な形を持たず、

まるで曖昧な闇のようだ。

 

しかし、歌詞の中では、

その闇の中でも『手を繋ぎあって』

前進しようとしている。

 

ここには希望と連帯がある。」

 

少年: 
「『空を仰ぎ目指すツキ明かり』

っていう部分、

何か目標や夢に向かって進むことを

象徴している気がする。」

 

メロディウス:
 「そうだな。

月明かりは完全な光ではないが、

進むための道筋を示してくれる。

 

そして『Journey to the moon』という

フレーズには、不完全な中でも

挑戦を続ける精神が表れている。」


 

第4章 不確実性を受け入れる勇気

少年: 
「『予報外れの雨に降られてても』って、

人生で思い通りにならないことを

言っているのかな?」

 

メロディウス:
 「その通りだ。

人生には予測不能な出来事が必ずある。

 

歌詞の

『粋なフリをして乗りこなせ波の上』

という表現は、それらを受け入れ、

楽しむことで逆境を

乗り越えることを示している。」

 

少年: 
「じゃあ、

『オリジナルを求め続ける』って、

自分自身の生き方を貫けってこと?」

 

メロディウス:
 「正解だ。

個性を大切にし、

他者に迎合するのではなく、

自分の信じる道を探し続けることが重要だ。

 

この部分には、人生を創造的に捉える

哲学が込められている。」

 

結論

少年: 
「結局、この歌詞は人生が

旅そのものだって教えてくれるんだね。

 

どんな困難や不安があっても、

それを超えていくことで

意味が生まれるんだ。」

 

メロディウス:
 「その通りだ、少年。

この歌詞が伝えるのは、

不確実な未来に対する

恐れや迷いを受け入れ、

それを前に進む原動力に変えること。

 

仲間と共に歩み、自ら選択し、

希望を抱きながら進む。

 

その先に、

自分だけの『Answer』が

見つかるということだ。」

 

少年:
 「だから僕たちも、

どんなことがあっても前を

向いて進んでいくんだね。」

 

メロディウス: 
「そうだ。

人生という旅路は終わりが

見えないからこそ美しい。

 

そして、この歌詞のように、

未来を信じて歩み続けることが、

最大の哲学なのかもしれない。」