諸君、ごきげんよう。
我は音楽を哲学的に考え思考する
メロディウスである。
今回は
について哲学的に考察していく。
- 手越祐也「Flash back」MV
- Flash backの歌詞
- 序論
- 第1章 壁とカルマを超える「挑戦」
- 第2章 自己と他者の「繋がり」
- 第3章 過去と未来を繋ぐ「記憶の豪雨」
- 結論 堂々とした未来への旅路
手越祐也「Flash back」MV
Flash backの歌詞
Flash back
Flash back Right there
何も持たずただ照り返す
身体ひとつで勝負がバイブス
怯まない度胸で
小細工はいらねえ
つま先まで気を尖らす
生業のプライド
誰も止められない君以外
Girl you can freak
星も海もあげられる
I don't my mind
ねえついてくればわかる
圧倒的努力と前傾マインド
僕といれば
Flash back
Flash back
次の壁もRight there
戦う場所Not fair
カルマぶっ壊し Crush up
Flash back Flash back
このフレームの中
散らかす奴ごと
抱きしめて壊す
Flash back Flash back
降り注げ記憶の豪雨
現れ合えるまで走馬灯
Ya かなりめんどくせえな
逆は同値とは限らないぜ
からの論点ずらし
正面きって
挑んでも意味ねえ
Every time I got
戦うたび君の声を浴びたくなる
Girl you can freak
僕といてよ
一緒におかしくなろう
I don't my mind
ねえ見せてあげるよ来て
圧倒的攻撃で愛を示す
Flash back Flash back
次の壁もRight there
戦う場所 Not fair
カルマぶっ壊し Crush up
Flash back Flash back
このフレームの中
散らかす奴ごと
抱きしめて壊す
Flash back Flash back
降り注げ記憶の豪雨
現れ合えるまで走馬灯
憂に染まってた世界
額装することはなかった
君に会って
守りたいもの守ると決めた
次の壁もRight there
戦う場所 Not fair
カルマぶっ壊し Crush up
Flash back Flash back
このフレームの中
散らかす奴ごと
抱きしめて壊す
Flash back Flash back
夢を見るなら僕とどう?
はみ出しも照り散らかす堂々
序論
少年:
「Flash back」というタイトルには、
過去の記憶や経験が
一瞬でよみがえる瞬間を
示しているんだと思うんです。
何かを成し遂げようとする時、
振り返ることで自分の成長や
変化を感じられるんじゃないかな。
メロディウス:
その通りだね、少年。
振り返りには
過去の積み重ねから
新しい理解を得る力がある。
だが、同時に
「Flash back」のように
現在や未来へと行動を促す
役割もあるんだ。
この歌詞では、そんな過去の記憶が
未来へのエネルギーに
なっているように見えるね。
第1章 壁とカルマを超える「挑戦」
少年:
歌詞の中に
「次の壁もRight there」
「戦う場所Not fair」という
表現があるけど、
これは避けられない試練や
困難に対する姿勢だと思います。
誰もが人生で壁にぶつかるけれど、
そこでどう向き合うかが重要なんですよね。
メロディウス:
「壁」というのは、
確かに人が成長するための試練だね。
壁が存在するからこそ、
それを乗り越えた時に
自己の進化が感じられる。
また、「Not fair」という
言葉も興味深い。
人生は必ずしも公平ではなく、
理不尽な出来事もある。
だが、それを受け入れ、
挑戦していくのは人間の勇気と
強さの証でもあるんだ。
少年:
その通りですね。
だからこそ、
「カルマぶっ壊し Crush up」という
フレーズが響きます。
カルマって普通は
自分の行いや行動に対する
報いとされますけど、
過去に縛られずに
前進していこうとする意志を感じます。
メロディウス:
「カルマを壊す」というのは、
哲学的には過去の行動や
宿命を断ち切ることだね。
自らの意思で
未来を変えたいとする姿勢は、
ある種の解放であり、
自己決定の一形態だ。
人は過去を完全には忘れられないが、
それに縛られずに自己を
形成していくことができる。
ここに
「圧倒的努力と前傾マインド」が
生まれるんだろう。
第2章 自己と他者の「繋がり」
少年:
歌詞には「君と一緒に」
「君以外誰も止められない」といった
表現があって、
相手と共に成長したいという
気持ちが感じられます。
単に一人で壁を越えるのではなく、
誰かと共に進むことの
意味も含まれているのでしょうか?
メロディウス:
その通りだ、少年。
人は他者との繋がりを通じて
自分を発見し、理解していく。
歌詞にある「僕といれば」
「一緒におかしくなろう」
などの言葉には、
自己を超越して
他者と共に新たな価値を
生み出そうとする意図が感じられる。
孤独ではなく、
他者と共に挑戦を共有することで、
人生の壁もまた乗り越えやすくなる。
少年:
たしかに、
ただ一人で挑むよりも、
他者と一緒なら困難にも
立ち向かいやすいですよね。
ここで「圧倒的攻撃で愛を示す」
というフレーズが出てきますが、
愛は行動で示すものだという
メッセージがあるんでしょうか。
メロディウス:
愛を行動で示すこと、
それは他者のために自己を
超えていく行為でもあるね。
攻撃的に、というのは言葉が
少し強いが、要するに
情熱や本気で示すということだろう。
何かを与えるのではなく、
共に分かち合い、共に乗り越える。
そこに愛の本質があるのかもしれない。
第3章 過去と未来を繋ぐ「記憶の豪雨」
少年:
「降り注げ記憶の豪雨」
「現れ合えるまで走馬灯」
というフレーズは、
まるで人生が一瞬一瞬、
記憶によって
彩られているように感じられます。
走馬灯のように振り返ることで、
自分の原点や目的を再確認できるのかも。
メロディウス:
記憶とは、ただの過去の断片ではなく、
今と未来に影響を与える生きた要素でもある。
走馬灯のように
過去を振り返ることで、
自分の軌跡を見つめ、
また新たな一歩を
踏み出す勇気を得ることができる。
記憶の豪雨にさらされることで、
自分の進むべき道が再び見えてくるのだろう。
少年:
その記憶が雨のように
降り注ぐことで、
現在の自分が形成されているんですね。
記憶を受け入れ、過去から学び、
未来に向かっていくことが
「Flash back」には
込められているんじゃないでしょうか。
結論 堂々とした未来への旅路
メロディウス:
最後に、歌詞の終盤には
「夢を見るなら僕とどう?」
「はみ出しも照り散らかす堂々」とある。
ここには、過去に学びつつも、
堂々と自分の道を切り開き、
新しい夢に挑む強さが感じられるね。
少年:
そうですね、
過去にとらわれるのではなく、
堂々と自分を表現していく勇気がある。
夢を見て、それを叶えるために
過去を振り返りながらも、
前進していく。
その先には、もっと大きな
自分と人生が待っている気がします。
メロディウス:
その通り、少年。
「Flash back」は、
過去の記憶が持つ力、
そして未来への挑戦を象徴している。
過去を振り返りながらも、
自己を信じて前進する
意志が込められているのだろう。